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iPS細胞とは何か簡単に総合案内所
【iPS細胞とは】
「iPS細胞(人工多能性幹細胞、induced pluripotent stem cells)」とは、受精卵ではなく、人を始めとする生物の体の細胞へ3、4種類の遺伝子を導入して、ES細胞(胚性幹細胞)のように臓器の元となる細胞に分化できる性質を持つ細胞のこと。京都大学教授の山中伸弥らにより、2006年に世界で初めて作製されました。
【iPS細胞とは何か簡単に】
iPS細胞のトピックは、こちら
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  • iPS細胞の作製には、当初24個の候補遺伝子を導入したが、どの遺伝子も単独でG418耐性を誘導できませんでした。そこで24個すべてを導入したら、G418耐性の細胞からなるコロニーを複数形成できました。この細胞株を「iPS細胞」と名づけました。さらに、24個の遺伝子の選別を行い、最終的にiPS細胞を作製するには、「Oct3/4、Sox2、Klf4、c-Myc」の4つの遺伝子で十分であることが分かりました。この4遺伝子は「山中因子」と呼ばれるこれらの研究成果は、2006年8月にセル誌に掲載されました。
  • 高度な機能と構造を持った組織や臓器レベル(心臓、脳、膵臓等)の再生は、実用化に程遠いのが実状です。
  • iPS細胞をマウス胚盤胞へ導入し、キメラマウスを作製したところ、約20%の個体で癌が形成されました。
  • iPS細胞は、拒絶反応が起こらないことが期待されていましたが、マウス実験では、iPS細胞でも拒絶反応が起こりうることが報告されました。
【厳選リンク】
ウィキペディア iPS細胞について詳説。
医薬基盤研究所 iPS細胞の分化の仕組みを解説。
ニュース iPS細胞のニュースを紹介。
CIRA 京都大学iPS細胞研究所の公式サイト。
【豆知識】
  1. 「iPS細胞」という名前は、山中教授自身が命名したもので最初を小文字の「i」にしたのは、当時世界的に大流行していた米アップル社の携帯音楽プレーヤーの「iPod」のように普及してほしいとの願いが込められています。
  2. iPS細胞の技術を使えば男性から卵子、女性から精子を作るのも可能となり、同性配偶による子の誕生も可能。と、言われていますが、女性は性遺伝子Yを持っておらず、女性同士の交配では男児は生まれません。
  3. iPS細胞は、癌遺伝子を導入して癌細胞と同じように無限増殖性させた人工細胞なので、癌化のリスクがあります。
  4. iPS細胞は、3、4種類の遺伝子を導入している時点で、元のDNAとは異なるものになっているので、そうして作り上げた臓器などが本当に拒絶反応を起こさないかはいささか疑問。
  5. ローマ法王庁の生命科学アカデミー所長のスグレッチャは「難病治療につながる技術を受精卵を破壊する過程を経ずに行えることになったことを賞賛する」との趣旨の発表を行いました。
  6. ヒトiPS細胞の樹立については、山中ら京大グループよりもバイエル薬品が先行していた可能性が指摘されました。山中らの実験を聞いた2006年8月に開発に着手し、2007年春には作製に成功していたといいます。これは山中らの論文発表(2007年11月)に先行する。一方、実際の特許出願時期は、バイエル社の2007年6月に対して京大グループは2006年12月であり、山中らの方が先んじていたことが判明しています。しかしながら、特許記載内容からも、ヒトiPS細胞はこの時点で作製されておらず、2007年7月に作製されたことが公表されています。2011年8月現在、日本、アメリカ、ヨーロッパ等で特許が成立しています。バイエル社の樹立法は山中らの樹立法と異なる点もあるので、バイエル社の特許は方法を限定して部分的に認められる可能性もあります。同様のことは、アメリカの研究グループの方法についても当てはまります。
  7. 「iPS細胞ストック」というものが提唱されており、数十人から数百人のiPS細胞をストックすることで、日本人の大半をカバーするiPS細胞を得ることができるプロジェクトがあります。骨髄のドナー登録のようなもので、拒絶反応を起こしにくい人の細胞を探して、予め培養し、手術に備えます。

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