毎週更新!投資初心者向けに、経済指標カレンダーとFX為替(ドル円相場)の関係・影響について実践解説します。実際どう動いたかを、徹底概説。
11月10日に、米国CPIが発表されます。ここで、インフレの確認がされますが、あまり大きくは動かないかも知れませんね。FRB関係者の発言には、注意したいところです。
為替は、比較的安定期に入っていくかも。
11月8日の米国中間選挙で、波乱が起きなければ良いのですが。
米国CPIで、大波乱が起きました。思った以上に、インフレが鈍化していて、米国金融政策の曲がり角と判断されたようで、一気に円高になりました。
なお、米国中間選挙は、決選投票などがあって、結果はまだ決まっていません。
11月2日の27:00に、FEBの政策金利が発表されます。
0.75%と言われていて、おそらくその通りになると思います。
もしそうでなければ、大波乱ですが、その通りでも、乱高下するかも知れません。
というのも、円安の曲がり角に来た感があり、利益確定売りをすることが考えられるので、一気に円高になる可能性もあると思います。
個人的には、11月3日以降、少し円高に動いて、もみ合いが続くのではないかと思っています。
11月1日に、利上げペースの鈍化を織り込んで、円高になったのは、予想外でした。
そして、0.75%の発表があって、予想通り、円高にになりました。
しかし、その後のパウエル議長の会見で、金融引き締めが、長く大きなものになると発表されて、一気に円安方向に動きました。
週末の雇用統計で、利上げペースの鈍化が再燃して、円高方向に振れました。
なんと言っても、10月27日のECBの政策金利ですね。ここのところ、ユーロが揺れているので、うまくすれば、稼げるかも知れませんが、気をつけましょう。
その直後に、米国のGDPが発表されます。
10月28日にも、米国PCEの発表があります。
そして、11月2日には、米国で、0.75%の利上げになりそうです。
その時は、また大きく動きそうですが、インフレもピークアウトした感もあり、円安一辺倒ではないか。
ドル円は、曲がり角に来たのかも。
個人的には、11月3日以降、少し円高に動いて、もみ合いが続くのではないかと思っています。
為替介入の効果もありますが、米国債10年物の利回りが低下して来たので、円安が一服しました。
それにより、円安もピークアウトした感があります。
もっとも、急に円高に猛進することもないでしょうから、個人的には、もみ合いになると予想しています。
大きな指標があまりなくて、大きく動かないでしょう。
ただし、徐々に円安方向に動く可能性があるので、介入には、要注意ですね。
もっとも、ステルスで、介入をしているようなので、難しい相場になっています。
11月2日には、米国で、0.75〜1.00%の利上げになりそうです。
その時は、また大きく動きそうですが、インフレもピークアウトした感もあり、円安一辺倒ではないかも。
ドル円は、曲がり角に来たのかも。
これからは、円安・スワップで稼げないようになる可能性もあるのではないでしょうか。
確かに徐々に円安になりました。
そして、介入もありましたね。
さらに、米国専門家らの「利上げペースを緩める」という趣旨の発言があり、ドル円の曲がり角にもなるのでしょうか。
今週も、米国の指標に左右されそうです。
基本的には、指標が出るたびに、大幅利上げの確率が上がっていくような感じでしょうか。
そうでなくとも、今のままなら、11月2日には、0.75%の利上げになりそうです。
そういうわけで、基本的には、円安方向に行こうとするのですが、介入の警戒感もあって、もみ合いになるのでしょうか。
もう一度、介入があるかも知れませんね。
米国CPIでは、大きく動きました。発表直後は、大きく円安方向に触れて、一旦、円高になって、徐々に円安に。
その後は、148円台後半までじり高になりました。
米国の指標が気になりますが、日本政府・日銀の為替介入との綱引きになりそうです。
過去の事例から言うと、介入をこなしつつ、円安に行くようですが、果たしてどうなるか。
もしそうだとしても、もう一度、大きく円高に押し戻されることが予想されます。
米国の指標で乱高下したり、欧州のユーロの乱高下もあり、上下に大きく触れました。
上値では、介入の警戒感があり、上値追いとはなりませんでした。
上下に触れるものの、比較的安定した来た感があります。
注目の指標が、並んでいますが、9月30日の「PCE」あたりに要注意です。
為替の見通しとしては、為替介入の危険をはらみつつ、徐々に円安になる感じでしょうか。
円高になったところで、外貨を買って、円安で売る。
スワップでも稼ぐ。
そんなところでしょうか。
先週と比べると、比較的安定した1週間でした。
円安局面もありましたが、為替介入への警戒感から、上値を追うことはありませんでした。
為替も、安定期に入った感があります。
これから、円高に振れていくのか、為替介入をこなしつつ、円安になるのか。
まだ、これからでしょうね。
来週の注目は、「日銀政策金利」と「FRB政策金利」です。
両方とも、順当に行けば、円安に振れるでしょう。
そこで、為替介入との綱引きになります。
ただし、政策金利の発表後、円高に行く可能性がないこともないので、ご注意ください。
つまり、大幅な利上げが最後になりそうなので、それを織り込む形です。
2022年9月22日、政府・日銀による為替介入がありました。
詳細は、以下のサイトをご覧ください。
【為替介入】ドキュメント時刻 | 出来事 |
2022年9月14日 | 鈴木財務大臣が、介入について、「やるときには間髪入れずに瞬時にやる」と発言 日銀の「レートチェック」を実施 |
2022年9月20日 | 「為替介入は、できる限りしないのが原則」と専門家の意見 |
2022年9月22日 | 日銀政策金利発表。金融緩和を継続 |
11:53 | 約24年ぶりに一時1ドル=145円台 |
13時頃 | 神田財務官「為替介入はまだしていない。しかし、いつでもできるスタンバイの状況だ」 |
15:30 | 黒田日銀総裁会見 「当面、金利を引き上げることはない」為替介入について、「財務大臣の所管なのでコメントすることは差し控える。為替の先行きについて言うと大体失敗しますのでなんとも申し上げられない」円安に関して政府から日銀に協力の要請があった場合の対応を問われたのに対して、「そういったことは予想もしていないし、そんなことはないと思う」 |
16:30 | スイスが中銀が、マイナス金利から脱却 |
16:35頃 | 黒田総裁会見終了 |
16:37 | ドル円が、この日の最高値をつける |
17:02 | 高値:145.846円:介入直前の高値 |
17:03 | 介入開始? 高値:145.832円 安値:145.061円 神田財務官「足元の為替市場では、投機的な動きを背景に急速で一方的な動きがみられている。政府としてこうした過度な変動を憂慮しており、先ほど断固たる措置を実施した」記者団から「断固たる措置は市場介入か」と問われたのに対して「そうです」 |
17:44 | 安値:140.592円:この日の最安値 |
黒田日銀総裁が、会見で、金融緩和継続・円安容認のようなことを言っていた直後に、介入をしました。
今回は、日本政府・日銀の単独介入だったようです。
今後も、介入があるかも知れませんが、どうなるでしょうか。
注目は、9月13日の「米国CPI」、14日の「米国PPI」、15日の「米国小売売上高」辺りでしょうか。
これらの数値次第で、米国の金融引き締めの度合いが影響を受けます。
インフレ進行と判断されれば、利上げペースが増し、再び、円安になります。
そうでなくても、FRBのタカ派発言が多く飛び出していたので、要注意です。
ちなみに、9月21〜22日の金融政策決定会合のために、来週から、FRBの発言は、一旦休止になります。
日本の為替介入はあまりないと言われていますが、金融政策などに修正を加える可能性があるので、注意しておきましょう。
ここのところ、日米の株価が大きく上昇していますが、米国の利上げ次第では、また沈む可能性もあります。
「米国CPI」によって、大きく円安方向に振れました。
そして、日銀が、「レートチェック」をして、またしても、円高方向に修正されました。
為替介入に戦々恐々としています。
米国の経済指標を受けて、9月のFOMCの利上げが、0.5%になるという憶測も出ていますが、どうでしょうか?
ロシアのガスの供給が滞り、原油の価格上限設定の話も、混沌として来ました。
来週は、このロシアの資源問題の影響を受けそうです。
大きな話では、ECBの政策金利が発表になります。
1%以上の利上げという予想も飛び出しています。
ロシアのガスなどの影響も相まって、大きな波乱も予想されます。
ECBの利上げは、0.75%でした。
それよりも影響の大きかったのは、黒田日銀総裁の円安への苦言でした。
ドル円相場に、甚大な影響を与えました。
ジャクソンホール会議のイベントを過ぎて、株が大きく下がりました。
インフレを抑えるために、金融引き締めの継続が、長期化するとの思惑です。
さて、来週の注目は、9/1(木)の「ISM製造業景気指数」、9/2(金)の「失業率」「非農業部門雇用者数」です。
予想の数値を見ても、それほどサプライズがあるような感じではないと思います。
だからこそ、びっくりするような数値が出ることも考えられます。
気を引き締めて行きましょう!
さて、この表にはないのですが、9月から、FRBの「資産圧縮QT」が始まります。
これが、未知数と言われて、景気の頭を抑える可能性があります。
用心した方がいいかも知れません。
米国の指標の影響で、基本的に円安に振れました。
しかし、9月2日の失業率が、思った以上に上がっていて、ドル円は、上下に大きく振れて、結果、円高方向になって、取引を終えました。
今週の日本の株式市場は、下落基調でした。
注目は何と言っても、8/26(金)の「米国PCEデフレータ」ですね。
前回は、予想外の数字が出て、ドル円などが、大きく変動しました。
発表は、21:30なので、為替取引が中心になります。
予想よりも大きい数字が出ると、大幅な利上げが予想されるので、円安ドル高になります。予想よりも小さい数字が出ると、利上げペースが緩やかになると予想されるので、円高ドル安になります。
ただし、利上げをいつまでもしないので、今後の利上げペースが緩やかになること、さらに、利下げも視野に入ると、円高になる可能性はあります。
一方で、イベント通過で、マーケットに安心感が出て、リスクオンの円安という可能性も。
また、ここにはないのですが、8/26(金)23:00から、パウエル議長の講演があります。その内容によっては、マーケットが大きく動くと言われています。(8/22:追記)
「米国PCEデフレータ」などの経済指標は、全体的に予想よりも小さい値が出ました。
為替は、やや円高方向に振れました。
米国株式市場も、開場した時は、それほど混乱しませんでした。
そして、パウエル議長の講演を迎えて、為替は、上下に割と動きました。
全体的には、上昇の方向になりました。
それより大きく反応したのが、米国株式市場でした。
結局、1000ドルを超える下落で終えました。
仮想通貨も、大きく下落しました。
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