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GISTの初期症状とは総合案内所
【GISTの初期症状とは総合案内所とは】
GISTとは何かの説明、初期症状、関連情報についてレクチャーします。
【GISTとは】
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    《GISTとは》・・・GISTの図は、こちら
  • GIST(ジスト、消化管間質腫瘍)は、胃や小腸、まれに大腸、食道の消化管の壁にできる悪性の腫瘍の一種です。
  • 壁の内側の粘膜にできる胃がんや大腸がんとは異なり、壁の内部の筋肉層にできます。
  • 胃がんや大腸がんのように粘膜ではなく、筋肉層にできるので、リンパ節への転移や周囲への浸潤が少なく、再発の可能性があることが特徴です。
  • 発生部位は、胃70%、小腸20%、大腸5%。食道5%となっています。
  • 10万人に2人くらいの割合で発症します。
  • 50代に多く発症します。
    《初期症状》
  • 基本的には、初期症状はほとんどありません。
  • ある程度進行すると、「吐き気」「胸痛」「飲みこみにくい」「腫瘍からの出血」「吐血・下血」「貧血」「腹痛」「腹部の張りやしこり」などの症状が出ます。
【GISTの治療法】
    《外科療法》
  • GISTは、他の臓器に遠隔転移してしまうことも多いので、残念ながら、がんの切除がまず検討されます。
    《薬物療法》
  • 切除ができない場合や再発のリスクがある場合には、薬物療法を行います。
  • 薬物としては、分子標的薬である「イマチニブ」がよく用いられます。
  • 術後に服用すると、生存期間が長くなるという結果が分かっています。
  • 現段階では、あくまでも臨床試験という位置づけです。
  • イマチニブの効果がなかったり、耐性ができてしまった場合には、「スニチニブ」を用いることもあります。
  • 吐き気、嘔吐、下痢、発疹、筋肉痛、浮腫などの症状が出る場合がありますが、そうした副作用を和らげる投薬をしたり、薬を減らしたりして治療を継続します。
  • 貧血、白血球や血小板の減少などが起きる場合もありますが、同様の対処をすれば、治療後に改善していきます。
    《放射線療法》
  • GISTに関しては、放射線治療の効果は認められていません。
  • 他の臓器に転移した場合には、放射線治療を行う場合もあります。
【豆知識】
  1. GISTの検査キットは今のところありません。医療機関で検査を受けましょう。

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