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脳腫瘍の種類と初期症状総合案内所
【脳腫瘍の種類と初期症状総合案内所とは】
脳腫瘍の種類と初期症状、関連情報についてレクチャーします。
【脳腫瘍の種類とは】
脳腫瘍の種類の詳細は、こちら

  • 脳腫瘍には、いくつかの種類があります。
    • 「原発性脳腫瘍」・・・脳組織から発生したがんです。良性と悪性があります。

      脳腫瘍の種類割合良性・悪性
      神経膠腫28%悪性
      髄膜腫26%良性(一部悪性)
      下垂体腺腫17%良性
      神経鞘腫11%良性
      先天性腫瘍5%良性
      その他13%

      • 神経膠腫は、神経細胞同士や血管との間にある神経膠細胞から発生します。
      • 次いで多いのは、髄膜腫で、脳を包んでいる髄膜に発生します。
      • その他、ホルモン中枢の下垂体に発生する下垂体腺腫、聴神経に発生する神経鞘腫と続きます。
    • 「転移性脳腫瘍」・・・他の臓器から転移が起きてできるがんです。特に、転移が多いのは、肺がんと乳がんです。なお、原発性脳腫瘍が、頭蓋骨の外の他臓器に転移することはほとんどありません。
【脳腫瘍の初期症状】
初期症状の詳細は、こちら
  • 「起床直後の頭痛・めまい・嘔吐」・・・脳腫瘍が大きくなると脳を圧迫するので脳圧が上昇します。
  • 「慢性的な頭痛・頭の重さ」・・・初期には2割、進行すると7割くらいで発生します。起床時にひどく、時間とともに改善します。がん自体の痛みはないんですが、脳腫瘍が脳を圧迫して痛みが生じます。
  • 「視力の低下・視野障害」・・・脳腫瘍が視神経を圧迫して起こります。急激な視力低下は要注意です。脳腫瘍以外でも脳卒中や偏頭痛でも視野障害は起こります。
  • 「麻痺・しびれ」・・・腫瘍が脳の神経を圧迫して、片手・片足の麻痺や筋力低下が起こります。
  • 「聴覚障害」・・・耳鳴りや難聴が発生します。また、言葉での表現が上手くできなかったり、相手の言っていることを理解できない失語症を発症することもあります。
  • 「てんかん・痙攣の発作」・・・脳腫瘍によって、脳で無秩序な電気信号が発生して発作が起こります。
  • 「人格・性格の変化、判断力の低下」・・・怒りっぽい・忘れっぽい・痴呆症のような症状が起こります。
  • 「ホルモンバランス」・・・不妊症、女性化乳房、乳汁分泌、無月経、インポテンツなどの症状が出ます。
  • 「顔つき・体つき」・・・唇が厚くなったり、顔が長くなったり、丸顔になったりします。
【豆知識】
  1. 脳腫瘍の発生率は、1年間で人口10万人当たり約3.5人です。
  2. 発症年齢は、全脳腫瘍の平均で、50歳代がピークです。

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