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【長寿の秘訣】血液幹細胞の突然変異体総合案内所
【長寿の秘訣・血液幹細胞の突然変異体総合案内所とは】
115歳まで生きた方の血液幹細胞の突然変異体などを調査することで、長寿の秘訣を探ります。
【長寿の秘訣・血液幹細胞の突然変異体のニュース記事要約】
長寿の秘訣・血液幹細胞の突然変異体のニュース記事は、こちら

  • 1890年生まれで2005年に亡くなったヘンドリック・ヴァン・アンデルシッパーさん(女性)は、115歳ながら認知症にもならず、健康であり続けました。
  • 科学者たちは、彼女の血液と体組織を検査し、白血球の3分の2が、わずか2つの造血幹細胞から作られていることを突き止めました。通常は、1000個ほどの幹細胞があり、年を経るごとに減少していきます。この点では、彼女は、確かに老化していたということになります。
  • 驚くべきは、彼女の白血球から無数の突然変異体が発見されたことです。さらに、そのすべてが無害なものでした。無害な突然変異体を作製する能力があったのか、有害な突然変異体をやっつける能力があったのか、調査中です。
  • 有害な突然変異体は、がんを引き起こすとされています。そういった意味でも、この女性の幹細胞などの研究に興味があります。
  • 研究者は、さらに、彼女がアルツハイマーにならなかったことに注目していて、アルツハイマーの患者たちと彼女の遺伝子の比較調査をするとのことです。
【関連情報】
  • 「造血幹細胞とは」・・・造血幹細胞は、骨髄に存在し、赤血球、白血球、血小板を作り出します。詳細は、こちら
  • 「白血球とは」・・・病原体を取り込んで無害化する働きをします。白血球に不備が生じると、白血病などの病気になったり、病原体に侵されたりします。
  • 「突然変異体」・・・受胎後に発生する遺伝子の変異で、がんや他の疾患の原因になります。精子や卵子では起こらなくて、子孫に受け継がれることはありません。
  • 「骨髄移植」・・・白血病などの血液の難病患者にドナーの造血幹細胞を移植する治療です。造血幹細胞は、臍帯血などからも入手可能です。
【豆知識】
  1. 誕生時や幼い頃に自分の幹細胞を採取しておいて、高齢になった時に骨髄に移植すれば、若い頃と同じように白血球などを作ることができ、寿命を延ばすことが可能とも考えられています。

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