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子宮頸がんワクチン予防接種の副作用総合案内所
【子宮頸がんワクチン予防接種の副作用総合案内所とは】
子宮頸がんのほぼ100%は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こります。このウイルスは、皮膚や粘膜の接触で感染し、主に性交渉の感染が多い。子宮頸がんワクチン予防接種は、この感染を防止するためのもので、3回の接種で効果が現れます。このサイトでは、子宮頸がんワクチン予防接種の副作用について概説します。
【子宮頸がんワクチン予防接種の副作用】
子宮頸がんワクチン予防接種の副作用の詳細は、こちら
  • 2010年11月から2013年3月に子宮頸がんワクチンを接種した推計328万人のうち、副作用が1,000件を超えました。
  • 主な副作用は、発熱、筋肉注射へのストレスによる血圧低下、湿疹、アナフィラキシーショック、体の複数部分の慢性的な痛み(38症例)、失神、足の指などの不随意運動、歩行困難など。
  • 小学6年生から高校1年生の女子学生に対する子宮頸がんワクチンの定期予防接種に関する案内を全員に送っていたが、取りやめ、希望者のみに公費負担での接種を受けられるように変更しました。ワクチン接種の呼び掛け中止は、2005年の日本脳炎ワクチンに続き、2例目。
  • 子宮頸がんワクチンは2社が販売しています。厚労省の報告では、副作用は、グラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」が接種百万回当たり二四五・一回、MSD社の「ガーダシル」は同一五五・七回。同時期に定期接種になった小児用肺炎球菌ワクチンは同八九・一回、日本脳炎ワクチンは同六七・四回などでした。
【子宮頸がんの予防とは】
子宮頸がんの予防の詳細は、こちら
  • 子宮頸がんの検査は、「問診・内診・細胞診」の3つの段階があります。「内診」では、子宮頸部を目で診断します。「細胞診」では、子宮頸部の粘膜から細胞を採取し、検査します。2週間ほどで結果が出ます。
  • 子宮頸がんの検診は、自治体が実施している「住民検診」「職場の健康診断」「婦人科での検診」があります。「住民検診」は、費用が1000円から2000円と比較的安く済みます。「職場の健康診断」では、健康保険組合により費用が補助されることがあります。「婦人科での検診」は、費用は全額自己負担と割高です。
  • 子宮頸がんワクチンは、大きく分けて2種類あります。HPV16、18型の感染予防のできるタイプと、HPV6、11型も予防できるタイプのものです。詳しくは医師にご相談ください。
  • 子宮頸がんワクチンの接種は、同じタイプのものを3回接種します。1〜2回では、十分な抗体ができないからです。接種後も年に一度くらいは子宮頸がん検診を受けた方がよいようです。
【厳選リンク】
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【豆知識】
  1. 子宮頸がんは、女性では、乳がんの次に多く発症するがんで、20代から30代では、第一位。
  2. 子宮頸がんは、年間約9,000人が発症し、約2,700人が死亡しています。
  3. パピローマウイルスを発見した独がん研究センターのハラルド・ツア・ハウゼン名誉教授は、2008年度ノーベル生理学医学賞を受賞しました。
  4. 現在、世界100か国以上で子宮頸がん予防ワクチンの接種が行われています。
  5. パピローマウイルスは、女性の80%が一度は感染するごくありふれたウイルス。
  6. B型肝炎ウイルスと前立腺がんのワクチンも開発されています。
  7. 既に感染したがんを治療することはできません。
  8. 副作用はあるものの、子宮頸がんで亡くなる方を救おうという意志は間違っていない。


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