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バルーンカテーテル手術の費用総合案内所
【バルーンカテーテル手術とは】
バルーンカテーテル手術とは、カテーテルと呼ばれる直径1.5〜2mmほどの細い管を静脈から入れ、冠動脈内までカテーテルを通した上で直接冠動脈内の血行を改善させる治療法。心臓にメスを入れずに治療が行えるため、患者の負担も少なく、虚血性心疾患の代表的な治療法となっています。カテーテルの挿入は局所麻酔をした上で、脚の付け根にある大腿動脈か、肘の上腕動脈から行われます。
【バルーンカテーテル手術の費用】
バルーンカテーテル手術の費用の詳細は、こちらこちら
  • バルーンカテーテル手術自体は、保険対象の場合が多く、3割負担で済みます。カテーテル検査のみで約7万円、ステントで約27〜30万円くらいです。ご高齢の方は、いずれも1割負担で40,200円ほどです。
  • 7日間入院、1枝治療、ステント挿入を含むという条件で、総額140万円程かかります。
  • 決して安くはありませんが、体への負担が少ないので、民間の保険などもよく調べて手術を受けてみる価値はあると思います。
【バルーンカテーテル手術の種類】
バルーンカテーテル手術の概要は、こちら
  • 「経皮的冠動脈形成術(PTCA)」・・・狭心症や心筋梗塞の治療として定着してきた術法。バルーンカテーテルを動脈硬化や血栓で狭くなった血管に挿入し、バルーン(風船)を膨らまし、血管を広げます。成功率は90%以上ですが、再発の確率が4割ほどあります。
  • 「血栓摘除術」・・・カテーテルを血栓部位に挿入し、バルーンを膨らませ、そのまま引き抜くことで、血管内部に詰まった血栓を摘出します。
  • 「冠動脈内ステント」・・・カテーテルのバルーン部に金属の網でできたステントと呼ばれる筒を装着し、患部でバルーンを膨らませ、同時にステントを押し広げ、血管の径を広げます。ステントはそのまま患部に残し、カテーテルを引き抜きます。再発率は15%ほど。
  • 「経皮経冠動脈血栓溶解療法(PTCR)」・・・カテーテルで、患部に血栓溶解剤を流し込みます。
  • 「大動脈内バルーンパイピング法(IABP)」・・・バルーンの膨張・収縮によって心臓のポンプ機能を補い、冠動脈の血流を改善します。
【厳選リンク】
カテーテル療法 知っておきたい狭心症・心筋梗塞の手術法。
テルモのカタログ バルーンが膨らんだ様子が分かります。
【豆知識】
  1. ご高齢の方にとっては、渡りに船の手術法です。低侵襲ですし、費用の補助も多額です。
  2. 手術後もすぐに退院でき、普通の生活に戻れます。


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