ここでは、主に、ニュース記事を参考に、最新の「家でのIoT活用事例」について概説します。
インベスターズクラウド株式会社は、賃貸住宅にIoTを導入する「賃貸住宅キット」を設置した「ロボットホーム」を公開しました。
「賃貸住宅キット」は、「ネイチャーセンサーリモートコントローラー」「セントラルコントローラー」「ウインドウセキュリティ」などからなります。初回導入費用は1室あたり8万円、月額使用料は1000円となっています。
「ネイチャーセンサーリモートコントローラー」で、温度・湿度などを測定でき、それに応じて、「セントラルコントローラー」で、エアコンなどの機器を制御することができます。「ウインドウセキュリティ」では、外出先から自宅の異常を監視できます。その他、カードキーで解錠する「スマートロック」、外出先からスマホで応答できる「ドアホン」、遠隔操作が可能な「スマートライト」などがあります。詳細は、こちら。
ユカイ工学株式会社は、既に開発済みの見守りロボット「BOCCO」に連動して、部屋の温度・湿度を感知できる「部屋センサ」を発売しました。
屋内の「部屋センサ」が、部屋の温度・湿度を測定し、熱中症の警戒度が高くなると「BOCCO」を通じて、スマホに通知します。これにより、留守番中の子どもや高齢者の熱中症を予防できます。詳細は、こちら。
KDDI株式会社および沖縄セルラー電話株式会社は、センサーやカメラなどの「IoTデバイス」と「スマホアプリ」を使うホームIoTサービス「au HOME」の提供を提供し、外出先から自宅の鍵の開閉状況や、家族・ペットの状況などを確認できるようにしました。
エアコン、テレビ、それに照明などを制御する「赤外線リモコン」や電源コンセントを用いて電力使用量のわかる「スマートプラグ」などのサービスも。さらに、セコムの駆けつけサービスもあります。詳細は、こちら
スマホアプリを用いて、カーテンの開閉を制御する目覚ましカーテン「mornin'」が開発されました。予め設定しておいた曜日・時間にカーテンを開閉できます。1台のスマホで、最大4台をBluetooth経由で制御できます。詳細は、こちら。
シャープ株式会社他は、マンションのデベロッパー向けのIoTソリューション「つたえるーむ」を開発しました。新築分譲マンションを対象に導入します。初期費用は、各戸あたり約15万円、月額費用は約380円。
「つたえるーむ」は、スマホアプリ「ココロボ〜ド」と、インターホンや電子錠システムを連携し、マンションにおける見守りサービスを実現します。詳細は、こちら。
株式会社Stroboは、窓にIoTセンサー「leafee mag」を設置し、外出先から家の戸締まりを確認できる「leafee Premium」というサービスを始めました。料金は、月額980円、初回のみゲートウェイ端末「leafee hub」のレンタル料5980円が必要になります。詳細は、こちら。