ルネサンス総合案内所 |
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【ルネサンスとは】 |
ルネサンスとは、14世紀から16世紀頃にかけ、イタリアを中心に発展した芸術分野などの改革運動の呼称。ルネサンスにより、多くの絵画や建築物、書物など様々な分野で革新的な芸術文化が生まれた。ルネサンスで芸術が花開き、今でも多くの観光収入があることを考えれば、今なお、ルネサンスの革命は続いていると言っても過言ではない。ルネサンス総合案内所では、様々な芸術作品をご紹介し、ぜひ旅してもらいたいと考えております。
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【ルネサンスの世界史】 |
ルネサンスの世界史の詳細は、こちら。
- 古代ギリシャ・ローマ文化の研究がイタリアで行われ、そこからルネサンスが広まった。ルネサンス以前は、宗教的な抽象画が多かったが、ルネサンスでは、現実のものを忠実に描くことが基本精神として捉えられていた。多くの芸術家が誕生したが、そのパトロンは、イタリア人大富豪で、メディチ家もその一角。
- 以下、代表格の人物の紹介。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ・・・『モナリザ』『最後の晩餐』。本人は「万能の天才」を自負しており、絵描きに留まらず、飛行機や潜水艦、そしてヘリコプターの設計図などの絵も残した。さらに、不思議なのは、胎児の絵を描いていたこと。何を見てスケッチしたのか全くの不明であるが、ダ・ヴィンチは、死人が出ると、墓を掘り返して解剖していたという話もあり、見つかれば死刑、そんなことをしていたという。
- ペトラルカ・・・『叙情詩集』。目的もなく登山をした賢人。山登りの元祖です。
- ダンテ・・・小説『神曲』。主人公はダンテ自身で、天国と地獄のはざまを旅する。その案内人がヴェルギリウス、古代ローマの大詩人。ダンテ憧れの人物です。
- ボッカチオ・・・著書『デカメロン』。キリスト教会をおちょくる内容で、聖職者のセックススキャンダルを描いている。そんなところがルネサンス的。
- ボッティチェリ・・・絵画『春』『ヴィーナスの誕生』。
- ミケエランジェロ・・・『最後の審判』『ダヴィデ像』『モーセ像』。ダ・ヴィンチにライバル心を持つ天才彫刻家。
- ラファエロ・・・聖母子像をかわいく描いた孤高の天才画家。
- ブラマンテ・・・イタリア・ルネサンスの大建築家にしてサンピエトロ大聖堂の設計者。ブラマンテの死後はミケランジェロも設計を担当。
- マキァヴェリ・・・著書『君主論』の作者で、近代政治学の祖と言われる政治学者。
- シェークスピア・・・『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『ハムレット』。イギリスを代表する劇作家。人間の性格や心理を見事に描いたところがルネサンス的。
- セルバンテス・・・著作『ドン=キホーテ』。スペインの軍人。戦争で負傷したが、年金が少額だったので、田舎に引きこもって書いた作品。
- モンテーニュ・・・著作『随想録』。フランス人エッセイスト。
- コペルニクス・・・ポーランド人天文学者。地動説で有名。型にはまらないルネサンスの申し子。
- ガリレオ・ガリレイ・・・ピサの斜塔から2つの重さの違う球の落下実験をしたことで有名だが、実際は実験をしていないらしい。
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【ルネサンス由来の観光名所】 |
- 「ルーブル美術館」・・・『モナリザ』など、ルネサンスから生まれた傑作を多数展示。
- 「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」・・・『最後の晩餐』がある教会。多数の観光客が訪れる。見学には予約が必要らしい。
- 「ウフィツィ美術館」・・・『ヴィーナスの誕生』がある美術館。
- 「アカデミア美術館」・・・ミケランジェロの傑作『ダビデ像』がある美術館。1873年、損傷を防ぐため、シニョーリア広場のヴェッキオ宮殿前からここに移設された。
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【厳選リンク】 |
ウィキペディア |
ルネサンスの記事が充実。 |
地球の歩き方 |
ルネサンスの歩き方の情報。 |
世界史講義録 |
ルネサンスについて詳説。 |
【豆知識】 |
- ルネサンスは「再生」という意味。
- モナリザには、眉がない。
- ルネサンスを代表する人物は皆、どこか独創的で、頭がおかしいかと思う節がある。
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