大腸がんの初期症状&検査&費用総合案内所 |
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【大腸がんの初期症状&検査&費用総合案内所とは】 |
大腸がんの初期症状&検査&費用と、関連情報についてレクチャーします。
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【大腸がんの初期症状】 |
- 大腸がんには、2つの発生方法があります。
- 大腸の最も内側にある粘膜にできたポリープ(良性の腫瘍)が、がんに変化する。
- 粘膜からがんが直接発生する。詳細は、こちら。
- 粘膜の深いところまで達していない場合は、早期の段階です。
- 早期の場合、ほとんど自覚症状がありません。
- しかし、以下のような初期症状があるので、見逃さないように、少し変だな、と思ったら医師の診察を受けましょう。
《排便の初期症状》
- 血便(便に血液が付着)が出る・・・痔だと思ってしまう場合がありますが、痔特有の痛みがないのに、血便が出る場合には、要注意です。大腸がんの場合、便の色が暗赤色から暗紫色になります。ただし、潜血は肉眼では見えない場合も多いので、検査を受けた方が確実です。
- 下血(げけつ、肛門からの出血)が起きる
- 下痢と便秘を繰り返す・・・食あたりや風邪、ストレスなどでも同様の症状が出ますが、繰り返し起きる場合には、検査を受けるべきです。
- 便が細くなる
- 残便感がある
- 排便後すぐに便意を感じる
《腹部の初期症状》
- お腹の張りがある
- 腹痛が起きる
- 腹部にしこりがある
《その他の症状など》
- 貧血が起きる・・・女性は慢性的に貧血気味の場合が多いので、発見が遅れます。
- 急に体重が減少する・・・1ケ月に10%〜20%減少したら要注意です。
- 嘔吐する
- 食欲不振
《大腸がんになりやすいケース》
- 血縁者に大腸がんになった人がいる
- 洋食、特に肉をよく食べる
- たばこを吸う
- ストレスを感じている
- 運動不足
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【検査、費用、関連情報】 |
- 「大腸がん検診・簡易検査」・・・問診と便潜血検査があります。
- 問診では、血便などの初期症状がないかを確認します。
- 大腸がんの組織がもろいので、便が通過した時に出血します。便潜血検査では、そのわずかな血液を調べます。1,000円ほどでできるので、40歳以上の方は毎年受けることで、死亡率を70%ほど減らせます。
- 「大腸がんの検査」・・・便潜血検査で陽性になると、精密検査をします。
- 「直腸指診」・・・肛門から腸に指を入れて、触診します。
- 「注腸造影検査」・・・バリウムと空気を肛門から腸に注入し、大腸のレントゲンを撮像します。
- 「内視鏡検査」・・・肛門から内視鏡を挿入し、場合によっては、そのまま腫瘍の切除を行います。
- 「大腸がんの精密検査」・・・検査で大腸がんと診断された場合には、「胸部X線検査」「超音波(エコー)検査」「CT検査」「MRI検査」「PET検査」などの精密検査を行います。詳細は、こちら。
- 「治療方法」・・・大腸がんの主な治療法は、「内視鏡治療」「外科手術」「化学療法」「放射線療法」「緩和医療」などがあります。詳細は、こちら。
- 「治療費用の目安」・・・検査・治療にかかる費用の目安は、こちら。
- 「大腸がんQ&A」・・・「再発」や「抗がん剤の副作用」などに関するQ&Aは、こちら。
- 「大腸がんの進行」・・・がんが進行すると、便秘、膨満感、腹痛、完全閉塞、がん性腹膜炎、嘔吐、腸閉塞などを引き起こします。そして、血液の流れで、肝臓、肺、脳に転移しやすいです。
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【豆知識】 |
- 女性の大腸がんでの死亡者数は、がんの中で一番です。
- がんの治療効果は、5年が目安とされています。がんの手術から5年以内に再発する場合が多いので、5年たっても再発しない場合には、完治に近いと言えます。
- 「大腸ポリープ」と「がん」は少し違います。大腸ポリープには、「腫瘍性」と「非腫瘍性」があり、腫瘍性の内、悪性のものががんです。詳細は、こちら。
- 大腸がんの検査キットで検査してみるのも手です。
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【厳選リンク】 |
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