白血病の種類と初期症状総合案内所 |
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【白血病の種類と初期症状総合案内所とは】 |
白血病の種類と初期症状、関連情報についてレクチャーします。
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【白血病の種類とは】 |
《白血病とは》
- いわゆる「血液のがん」です。
- 白血球ががん化し、異常に殖え、血液が白く見える程でした。今は、血液検査で診断できますので、白くなるまでひどくはなりません。
《白血病は、以下のように、大きく4種類に分けられます》
- 「急性骨髄性白血病」・・・急速に進行して数週間から数か月で命を落とす、顆粒球などの骨髄球系の細胞を起源とする白血病。
- 「急性リンパ性白血病」・・・急速に進行して数週間から数か月で命を落とす、リンパ球系の細胞から発生する白血病。
- 「慢性骨髄性白血病」・・・ゆっくりと白血球が殖え、年単位で進行し、顆粒球などの骨髄球系の細胞を起源とする白血病。
- 「慢性リンパ性白血病」・・・ゆっくりと白血球が殖え、年単位で進行し、リンパ球系の細胞から発生する白血病。
《白血病の原因》
- 白血病を含め、がんは、遺伝子異常が原因で発症すると言われています。ダウン症候群など、生まれながらにして遺伝子異常のある病気の方は、白血病が起きやすいです。あくまで確率の問題ですが。
- 原爆で被爆した方に白血病患者が多く、放射線も原因になります。
- ベンゼンやトルエンなどの化学物質や抗がん剤も原因になります。
- HTLV-IウイルスやEBウイルスに感染すると、白血病の原因になります。
- 一般的に白血病は遺伝しませんし、患者に接触してもうつることはありません。
- 喫煙・ストレスも白血病を発症する原因とされています。
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【白血病の初期症状】 |
《急性白血病の初期症状》
- 血球の基の細胞は、骨の中にある骨髄にあり、そこでがん細胞(白血球細胞)が異常増殖し、血液を作ることができなくなります。
- 赤血球が減ると、出血が止まりにくくなるので、貧血を起こし、顔面蒼白、全身の倦怠感、動悸、息切れといった症状が現れます。
- 白血球が減ると、発熱を起こし、感染症にかかりやすくなります。咽頭痛、咳、下痢などの症状も出ます。
- 血小板が減ると、紫斑(青あざ)ができやすくなり、鼻血や歯茎からの出血が起こります。
- 白血病細胞が骨髄で殖えすぎ、骨や関節の痛みが起こります。
- 白血病細胞が血管外に出て、他の臓器に浸潤し、肝臓や脾臓が大きくなったり、リンパ節が腫脹したり、歯肉が腫れたり、腫瘤ができたりします。脳や脊髄に浸潤すると、頭痛、吐き気等の症状が出ます。
《慢性白血病の初期症状》
- 進行がゆっくりなので、ほとんど症状が出ません。
- 脾臓や肝臓が大きくなったり、リンパ節が腫れたりします。
- 免疫力が低下し、細菌やウイルスにより、溶血性貧血などの疾患を併発することがあります。
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【豆知識】 |
- 白血病の治療の詳細は、こちら。
- 高齢者の白血病に関する詳細は、こちら。
- 白血病の治療方法の詳細は、こちら。
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