子宮頸がんの初期症状&検査&費用&治療方法総合案内所 |
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【子宮頸がんの初期症状&検査&費用&治療方法総合案内所とは】 |
子宮頸がんの初期症状&検査&費用&治療方法と、関連情報についてレクチャーします。
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【子宮頸がんの初期症状】 |
《子宮がんの種類》
- 子宮がんには、子宮の入り口にできる「子宮頸がん」と子宮の奥にできる「子宮体がん」があります。
- 以下、子宮頸がんについて解説します。
- 子宮体がんの詳細は、こちら。
《子宮頸がんの初期症状》
- 月経時以外に出血がある(不正出血)。特に、排便、セックス、激しい運動の後に多い。
- 黄色や茶褐色のおりものがある。
- おりものから異臭がする。
- 月経の出血量が増えた。
- 月経の期間が長引いたり、不規則。
- 月経時以外にも、下腹部が重苦しく、背中や腰に痛みがある。
- 血便や排便障害がある。
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【子宮頸がんの検査方法&費用】 |
子宮頸がんの検査方法の詳細は、こちら。
《検査方法》
- 「塗抹細胞診」・・・子宮頸部、膣から細胞を採取し、顕微鏡で観察します。
- 「ヒトパピローマウイルス(HPV)検査」・・・子宮頸部から細胞を採取し、HPVに感染しているかどうかを検査します。HPVは、およそ100種類あり、そのうち、15種類が子宮頸がんの原因になります。女性の約80%が一生に一度感染しています。詳細は、こちら。
- 「コルポ診(膣拡大鏡診)」・・・ライトの付いた拡大器具で組織サンプルを採取し、顕微鏡で調査します。
- 「生検」・・・子宮頸部から組織サンプルを切り取り、顕微鏡でがん細胞の有無を調べます。
- 「内診」・・・医師または看護師が膣に指を挿入し、検査します。
- 「子宮頚管内掻爬術」・・・子宮頸管から細胞または組織を採取し、顕微鏡で検査します。
《検査費用》
- 「細胞診」・・・3,000円〜5,000円
- 「HPV検査」・・・6,000円〜8,000円
- 「予防ワクチン」・・・一回12,000円〜1,6000円(3回の接種が必要)
子宮頸がん検査キット
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【子宮頸がんの治療方法】 |
子宮頸がんの治療方法の詳細は、こちら。
《手術療法》
- 「円錐切除術」・・・生検を行うため、子宮頸部と子宮頸管の組織を円錐状に取り除く手術です。
- 「子宮全摘出術」・・・子宮頸部を含む子宮全体を取り除く手術です。
- 「広範子宮全摘出術」・・・子宮頸部、子宮、膣の一部及び周囲の靭帯や組織を取り除く手術です。卵巣、卵管及び隣接するリンパ節も取り除く場合があります。
- 「骨盤内臓全摘術」・・・大腸、直腸、膀胱を摘出する手術です。子宮頸部、膣、卵巣、リンパ節も摘出します。
- 「冷凍凝固手術」・・・上皮内がんなどの異常組織を冷凍し、破壊するために行われます。
- 「レーザー手術」・・・レーザー光線で、細胞を切ったり、がん病巣の表面を取り除きます。
- 「ループ式電気円錐切除法(LEEP)」・・・ループ状の細い針金に電気を流し、がんを取り除きます。
《放射線療法》
- X線やその他の放射線を用いてがん細胞を殺す治療法です。
- 体外の機械で行う「体外照射」と針やカテーテルをがんの近くに挿入し、がんに放射線を直接照射する「体内照射」があります。
《化学療法》
- 薬剤でがん細胞の増殖を抑える治療です。
- 口から服用したり、筋肉や静脈に薬剤を注入して全身のがん細胞を抑制する「全身療法」と、臓器や腹部に薬剤を直接注入する「局所化学療法」があります。
《治療費用》
- 「子宮頸部円錐切除術」・・・26万円
- 「単純子宮全摘出術」・・・80万円
- その他は、こちら。
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【豆知識】 |
- 妊娠・出産の回数が多いと発症リスクが高まります。
- 臨床試験段階の治療法が多くあり、それらを試すこともできます。
- 小児の子宮頸がんもまれにあります。
- HPVを発見したハラルド・ツア・ハウゼン名誉教授は、2008年にノーベル生理学医学賞を授与され、研究成果を基に、予防ワクチンが開発され、世界100か国以上で使用されています。
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【厳選リンク】 |
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