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脳にチップを埋め込み麻痺しても動ける総合案内所
【脳にチップを埋め込み麻痺しても動ける総合案内所とは】
事故や病気で体が麻痺してしまった患者さんの脳に電子チップを埋め込み、患者さんの脳の神経信号を筋肉に伝達して、動けなかった体を動かすことに成功したという情報をまとめました。
【脳にチップを埋め込み麻痺しても動けるニュース記事要約】
脳にチップを埋め込み麻痺しても動けるニュース記事は、こちら(ソース記事は、予告なく削除されることがあります)。
  • 4年前に麻痺になってしまった23歳男性の脳に、電子チップを埋め込んで、脳の思考により、自分の腕を動かすことができました。
  • プロジェクト名は、「Neurobridge」。
  • 脳にチップを埋め込み、麻痺した腕に電極を多数配置したバンドを巻きつけて、脳からの信号を電極に伝え、筋肉を刺激して腕を動かします。
  • 電子チップは、96個の電極を備え、エンドウ豆より小さく、3時間の手術で、脳内の手の動きを制御する領域に埋め込まれました。チップは、コンピューターにつながっており、脳からの刺激を腕の電極に伝えることができます。
  • 処理時間は、およそ0.1秒です。
  • 実際に、腕を曲げることができ、水を飲んだり、歯を磨いたりすることができる可能性もあり、関係者は期待を抱いています。
【筋電について】
  • 人間の筋肉は、脳からの指令で動きます。その時、脳から神経に微弱な電流が流れ、筋肉を刺激し、体が動きます。麻痺などで神経が分断されると、この電流が流れなくなってしまうので、体が動かなくなってしまいます。しかし、麻痺しても、しばらくは脳からの思考により、電流が流れます。その感覚を忘れないうちに、チップを埋め込み、体に電極を付ければ、比較的スムーズに体を動かす事ができます。
  • 腕を切断した場合などには、「筋電義手」を用いて、サポートする方法もあります。簡単に言うと、脳からの電流(筋電)を受けて、指令ごとに動く義手のことです。
【豆知識】
  1. 全身麻痺になってしまった女性が、脳に埋め込まれたチップにより、ロボットアームを動かして、自分で水を飲めたという研究成果もあります。

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