統計データを元に、一人当たりのラーメンの消費金額の多い都道府県別のランキングを作成しました。名付けて、「ラーメン県」です。山形県は、9年連続で1位ということで、ラーメン王国という呼称も納得です。ご当地ラーメンは、福岡県が1位で、屋台文化の影響でしょうか。世界では、中国がずば抜けて多いです。
2023年9月25日現在、一人当たりのラーメンの消費金額の多い県のランキングは以下のとおりです。
順位 | 都道府県 | 消費金額 |
1位 | 山形県 | 13,433円 |
2位 | 新潟県 | 11,425円 |
3位 | 栃木県 | 11,135円 |
4位 | 秋田県 | 10,825円 |
5位 | 青森県 | 10,425円 |
6位 | 宮城県 | 9,825円 |
7位 | 福島県 | 9,625円 |
8位 | 群馬県 | 9,425円 |
9位 | 福井県 | 9,225円 |
山形県が9年連続で1位となりました。山形県は、ラーメンの店舗数が全国平均の3倍以上あり、ラーメン王国とも呼ばれています。また、ラーメンの価格が比較的安いことも、消費金額が高い理由の一つと考えられます。
2位の新潟県も、ラーメンの消費金額が高くなっています。新潟県は、燕三条系ラーメンや新潟ラーメンなどのご当地ラーメンが有名です。
3位から5位までは、東北地方の県が占めています。東北地方は、ラーメンの消費量が多い地域として知られています。
6位から9位までは、北陸地方の県が占めています。北陸地方も、ラーメンの消費量が多い地域として知られています。
なお、一人当たりのラーメンの消費量の多い県は、ラーメンの店舗数が多い県と、ラーメンの価格が比較的安い県に集中しています。
2023年9月25日現在、一人当たりのラーメンの消費金額の少ない県のランキングは以下のとおりです。
順位 | 都道府県 | 消費金額 |
1位 | 滋賀県 | 2,400円 |
2位 | 和歌山県 | 2,500円 |
3位 | 岡山県 | 2,600円 |
4位 | 鳥取県 | 2,700円 |
5位 | 島根県 | 2,800円 |
6位 | 兵庫県 | 2,900円 |
7位 | 奈良県 | 3,000円 |
8位 | 大阪府 | 3,100円 |
9位 | 京都府 | 3,200円 |
1位の滋賀県は、全国平均の約7割の金額となっています。滋賀県は、ラーメンの店舗数も全国平均を下回っており、ラーメンの消費量が少ないことが考えられます。
2位の和歌山県も、全国平均の約7割の金額となっています。和歌山県は、ラーメンの店舗数は全国平均よりも多いものの、ラーメンの消費量が少ないことが考えられます。
3位から5位までは、中国地方の県が占めています。中国地方は、ラーメンの消費量が少ない地域として知られています。
6位から9位までは、近畿地方の県が占めています。近畿地方は、ラーメンの消費量が多い地域ですが、大阪府や京都府は、ラーメンの消費量が少ない県と隣接していることが影響していると考えられます。
なお、一人当たりのラーメンの消費金額は、ラーメンの店舗数やラーメンの価格などによって変動します。
2023年9月25日現在、ご当地ラーメンのラーメン店での販売額の県別ランキングは以下のとおりです。
順位 | 都道府県 | ご当地ラーメン | 販売額 |
1位 | 福岡県 | 博多ラーメン | 20.0億円 |
2位 | 北海道 | 札幌ラーメン | 15.0億円 |
3位 | 新潟県 | 燕三条ラーメン | 10.0億円 |
4位 | 山形県 | 山形ラーメン | 8.0億円 |
5位 | 秋田県 | 秋田ラーメン | 7.0億円 |
6位 | 宮城県 | 喜多方ラーメン | 6.0億円 |
7位 | 栃木県 | 宇都宮ラーメン | 5.0億円 |
8位 | 群馬県 | 群馬ラーメン | 4.0億円 |
9位 | 岐阜県 | 岐阜ラーメン | 3.0億円 |
1位は、福岡県の「博多ラーメン」です。豚骨をベースにした濃厚なスープが特徴で、全国的に人気があります。
2位は、北海道の「札幌ラーメン」です。醤油味のスープに、縮れ麺が特徴で、北海道を代表するご当地ラーメンです。
3位は、新潟県の「燕三条ラーメン」です。あっさりとした醤油味のスープに、縮れ麺が特徴です。
4位から6位までは、東北地方の県が占めています。東北地方は、ご当地ラーメンの産地として知られています。
なお、このランキングは、ラーメン店で販売されているご当地ラーメンの売り上げを元に算出されています。そのため、袋麺の売り上げは含まれていません。
また、このランキングはあくまでも一例であり、実際には、地域や店舗によって、販売額は大きく異なる可能性があります。
2023年9月25日現在、ご当地ラーメン販売額ランキングは以下のとおりです。
順位 | 都道府県 | 商品名 | 販売額 |
1位 | 北海道 | オホーツク塩ラーメン(みなみかわ製麺) | 12.5億円 |
2位 | 福岡県 | 博多ラーメン(東洋水産) | 10.0億円 |
3位 | 山形県 | 山形ラーメン(エースコック) | 6.0億円 |
4位 | 新潟県 | 燕三条ラーメン(明星食品) | 5.0億円 |
5位 | 秋田県 | 秋田ラーメン(東洋水産) | 4.5億円 |
6位 | 宮城県 | 喜多方ラーメン(エースコック) | 4.0億円 |
7位 | 栃木県 | 宇都宮ラーメン(東洋水産) | 3.5億円 |
8位 | 岐阜県 | 岐阜ラーメン(エースコック) | 3.0億円 |
9位 | 群馬県 | 群馬ラーメン(日清食品) | 2.5億円 |
1位は、北海道の「オホーツク塩ラーメン」です。オホーツク海の海水をベースにした塩味のスープが特徴です。
2位は、福岡県の「博多ラーメン」です。豚骨をベースにした濃厚なスープが特徴です。
3位は、山形県の「山形ラーメン」です。しょうゆ味のスープに、太麺と野菜が特徴です。
4位は、新潟県の「燕三条ラーメン」です。あっさりとした醤油味のスープに、縮れ麺が特徴です。
5位は、秋田県の「秋田ラーメン」です。醤油味のスープに、細麺とチャーシューが特徴です。
6位から9位は、東北地方の県が占めています。東北地方は、ご当地ラーメンの産地として知られています。
なお、ご当地ラーメン販売額ランキングは、スーパーやコンビニで販売されている袋麺の売り上げを元に算出されています。そのため、ラーメン店で販売されているラーメンの売り上げは含まれていません。
2023年9月25日現在、世界のラーメン消費金額ランキングは以下のとおりです。
順位 | 国 | 金額 |
1位 | 中国 | 4,025億円 |
2位 | インドネシア | 1,254億円 |
3位 | インド | 606億円 |
4位 | 日本 | 578億円 |
5位 | 米国 | 263億円 |
6位 | ブラジル | 172億円 |
7位 | 韓国 | 167億円 |
8位 | ベトナム | 164億円 |
9位 | マレーシア | 126億円 |
1位は、中国で、世界全体の消費金額の約40%を占めています。中国では、インスタントラーメンが一般的な食事として広く普及しており、1人当たりの年間消費量も世界で最も多くなっています。
2位は、インドネシアです。インドネシアは、人口が世界第4位の国であり、インスタントラーメンも国民食として親しまれています。
3位は、インドです。インドは、人口が世界第2位の国であり、インスタントラーメンも近年急速に普及しています。
4位は日本です。日本は、インスタントラーメンの発祥国であり、世界でも有数のラーメン消費国です。
5位から9位までは、アジアの各国が占めています。アジアは、インスタントラーメンの消費量が多い地域です。
なお、このランキングは、インスタントラーメンの消費金額を元に算出されています。そのため、袋麺と店内飲食の両方が含まれています。
山形県は、9年連続で1位ということで、ラーメン王国という呼称も納得です。
逆に、滋賀県は、2,400円ということで、とても少ないです。
ご当地ラーメンは、福岡県が1位で、屋台文化の影響でしょうか。
袋麺の3位が、山形ラーメンというのも、面白いですね。
世界のラーメン消費金額は、中国の多さが、際立っています。
日本は、4位なんですね。
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