原発処理水を海洋放出するデメリットについて解説しました。海洋放出への反対の理由にも言及。最も大きな理由は、国や東京電力などを信用できないこと。
原発処理水の海洋放出には、以下のようなデメリットがあります。
海産物などにトリチウムが蓄積される可能性があります。
風評被害ではなく、実害が発生することにもなりかねません。
トリチウムの半減期は、12.3年であり、リスクが低くなるまで100年以上かかってしまいます。
体内に取り込まれると、遺伝子を傷つけたりすることもあります。
東京電力は、処理水89万トンのうち、80%以上の約75万トンについて、ストロンチウム90やヨウ素129などの放射性物質が、処理後、基準値を超えていたことを明らかにしていました。
その後、これらが、取り除けられたかどうかは、不明です。
残念ながら、国や東京電力などに対して、信頼関係が成立していません。
これが、最も大きな問題かも知れません。
色々調べましたが、確かに、今回の処理水の海洋放出は、問題ないように思います。
風評被害とも言えますが、最も大きな問題は、国や東京電力に対する信用が失墜しているので、その周辺の言動を鵜呑みにできないことではないでしょうか。
反対の意見も多いですが、それらに対するアプローチにも問題があると思います。
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