原発処理水を海洋放出している国をまとめました。世界の状況、中国、フランスや、トリチウムの海洋放出の実態に言及。日本の原発は、約380兆ベクレル/年のトリチウムを海洋放出。世界には、他にも、多くのトリチウムを排出する原発が多くあります。
実は、トリチウムを含む原発処理水を海洋放出している国は、日本だけではありません。
しかも、フランスなどは、想像を絶する量の処理水を海洋放出しています。
その実態について、まとめました。
世界各国の原子力関連施設は原発事故前から処理水と同様にトリチウムを含む水を放出している。韓国・釜山(プサン)のように付近で原子力関連施設がトリチウムを放出しながらも海産物の名所として知られる地域もあり、専門家は反発について「科学的根拠がない」と指摘。説明や補償の必要性を訴えた上で、「釜山の事例は福島の可能性を示す」としており、復興のひとつのモデルにもなり得る。
産経新聞
この図からも明らかなように、今回の日本の処理水海洋放出は、異例のことではないとも言えます。
そして、日本の海産物も、安全であると言えるのではないでしょうか。
中国の原発のトリチウムの年間排出量に関するデータもあります。
中国政府は福島第一原発の「処理水」放出を「一方的に強行しようとしている」(中国外務省報道官)と反発し、官製メディアも連日、「日本は世界の海洋環境や公衆の健康を顧みない」(共産党機関紙・人民日報)などの主張を展開している。だが、日本政府関係者によると、中国は自国の原発のトリチウム放出について、周辺国との間で合意はなく、説明もしていないという。
読売新聞オンライン
中国の原発も、とんでもない量の処理水を海洋放出しています。
さらに、世界には、多くの原発があって、トリチウムを海洋放出しています。
福島の原発処理水の海洋放出は、思った以上に、トリチウムの排出量が少ないとも言えます。
ちなみに、日本全国の原発の排出するトリチウムは、約380兆ベクレル/年もあります。
今回の処理水以前に、これだけの排出量があったのです。
つまり、原発というものは、事故やテロ以外にも、これだけの危険性のあるものなのです。
処理水海洋放出よりも、そちらに目を向けた方が良いくらいなのでは?
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