「人工知能(AI)とは何か?」など、様々な質問にお答えします。今のところ、14個のQ&Aがあります。最終的には、人間ができるのは、AIの調整だけです。
AIとは、Artificial Intelligence(人工知能)の略です。
主に、コンピューターにデータを入力して、学習させて、解答を導くものです。
AIとは、コンピューターにデータを入力して、最適解を得るものです。
最近では、コンピューターが、自らデータを収集したり、テキスト、音声、画像などのデータを総合的に網羅することもあって、解答にも、正確性が出てきました。
一昔前には、AIに人間並の判断力を求めていましたが、コンピューターが、学習して、人知を超えた解を出すことさえあります。AI将棋が、プロ棋士に勝つようなものです。
今後は、AIが暴走したり、制御不能に陥ることなどが、危惧されています。
AIが搭載されたものの代表格には、AI将棋、掃除ロボット、チャット、自動運転車、AI弁護士などがあります。
人間のしていることを代行したり、学習して、人間に代わる目的のものなどがあります。
詳細は、以下をご覧ください。
AI活用事例判っている範囲内では、最初にAIらしきものが登場したのは、紀元前8世紀、ギリシャの叙事詩「イーリアス」の中で、人間の姿をした生命体を作り出す描写があります。
次に、17世紀、フランスの哲学者パスカルは、19歳で機械式計算機を完成させたと言われています。
そして、1956年、アメリカの計算機学者ジョン・マッカーシーが、「人工知能(AI)」という言葉を現在のように「人間の脳に近い機能を持ったコンピュータープログラム」と定義しました。
1960年代、アメリカやイギリスで、第一次AIブームが起きました。迷路やチェスなどの簡単なゲームができるものが、開発されました。
1980年代、第二次AIブームが起きました。コンピューターにデータを入力して、問題解決をする「エキスパートシステム」が、開発されました。しかし、この頃のAIは、コンピューター自らデータの収集をすることはありませんでした。
2000年頃から、第三次AIブームが起きて、AIが、インターネット上などのデータを自ら収集・学習して、推論するディープラーニングが可能になりました。
IoT(Internet of Things)とは、インターネットにつながったモノを指します。
IoTの代表格には、室外から操作するエアコン、車などがあります。
AIとは、全く異なっている概念ですが、IoTの中には、AI搭載のものも多くあり、切っては切れない関係があります。
また、AIを搭載することで学習する、次世代のIoTというのが、主流になるでしょう。
一つの方向性は、人間のすることを代行できるようになることです。AI弁護士のように、膨大な判例情報などから、最適な解を見つけることでしょう。
別の方向性としては、人間を超えた仕事をすることでしょう。監視カメラが、映像だけでなく、音声なども判別して、より高精度な監視が行えるようになります。さらに、監視カメラ同士が、連携して、犯人の追跡などをすることもできるでしょう。
また、社会をより便利にすることもできるでしょう。例えば、空飛ぶクルマなども、AIが運転することになるので、渋滞の起こりにくい交通機関になるでしょう。
AIは、データを収集して、学習して、推論します。この点においては、人間と同じというよりも、人間を超える存在になります。データも、人間の得られるものより、膨大なものを収集できますし、学習も、常にしていきます。そして、何度も推論と結果を照らし合わせて、最適解を導き出します。この良い例が、AI将棋です。
逆に、AIが、人間よりも劣る点といえば、心がないところでしょうか。しかし、この心という概念も、学習させることは可能です。
さらに、人間は、80年ほどで亡くなりますが、AIは、未来永劫存在し続けることも可能です。より多くのデータを収集して、人間には、太刀打ちできないものになる可能性もあります。映画などにあるように、AIが暴走して、社会を混乱させるようなことも起こりうるかも知れませんね。
以下のような点が指摘されています。
しかし、これらについても、AIは、可能にできます。もちろん、程度問題ではありますが、所望のレベルがあれば、それを教えれば、そうなります。
つまり、人間にできることは、AIの「調整」といったところでしょうか。
ただし、この「調整」も、AIにできないことはありません。しかし、人間の意図することは、千差万別なので、その人間に指南されたAIも、また千差万別なのです。端的にいえば、AIを使って、戦争を起こさせることも可能だし、戦争を終わらせることも可能なのです。
つまり、AIに何をさせるか指南するのは、それを「調整」する人次第なのです。
AIは、正しい調整をすれば、正しい解を導きます。
もちろん、何が正しいかは、人が指示するので、その人によります。
ただ、色々な人が集まって、議論して決めた調整ならば、理想を形にできる可能性があります。
戦争をやめようと決めたのならば、AIは、戦争をしない社会を作ってくれます。
最終的には、そうしたモラルをAIに教えることも重要になってくるでしょう。
それには、モラルのある人間の存在が、不可欠です。
AIは、それを調整する人間の縮図なのかも知れませんね。
映画などにもあるように、AIの暴走は、脅威になるでしょう。人間には、解決できないような事態を作り出してしまうこともあるでしょう。
AIは、社会で、色々な人の言動を吸収するので、良いものだけでなく、悪いものも学んでしまいます。そのため、そういうAIの作る社会は、悪いことも起こります。
いずれにせよ、AIに正しいことを指南する手段が、肝要なのです。
以下のような職業は、AIを頼りにしています。
個人的には、障害児の教育に、AIを用いると良いのではないかと思っています。障害児の障害の程度や特徴は、それこそ千差万別だからです。
人間の調整を受けないと、あらぬ方向に突き進む可能性があること。いわゆるAI暴走ですが、割と頻繁に起こるのではないかと思います。その結果、制御不能な社会になってしまうかも。
例えば、AIが、株の取引をしていますが、しばしば暴騰・暴落の原因になっています。人間は、それに振り回されているという状態です。
一方、AIは、人間の感情を持ち得ないとも言われますが、そうでもないのかなと思っています。感情というものを学習すれば、そこから推論するでしょう。
量子コンピューターのAIができると、面白くなりそうです。量子コンピューターは、時々、答えを間違えます。それが、人間らしさのようでもあり、愛着のわく対象になりそうです。
よくできたAIに、AIの先生役を任せるようなこともあると思います。AIの調整をAIにやらせるのです。どんなAIが、育つか。楽しみではあります。
バーチャルな世界では、歌手やモデルなどのAIが、活躍しています。それが、実社会で、人間と区別がつかないようなロボットとして、登場するかも知れません。自分にとって、理想的な関係を築けるAIロボットを育てるのも一興かも。
人間にできることは、おおむねAIにもできるようになります。
人間にできるのは、AIの「調整」でしょう。
AIは、それを作った人の縮図のような存在になるでしょう。
AIに、理想郷を作ってもらうことも可能かも知れないし、争いの火種になる可能性もあります。
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