価格の安い順です。「車種」をクリックすると、詳細情報が得られます。
順位 | 車種 | メーカー | 価格 | ボディタイプ | 衝突回避支援システム |
1位 | タント | ダイハツ | 122~168万円 | スーパーハイトワゴン | 次世代スマートアシスト |
2位 | デイズ | 日産 | 127~145万円 | ハイトワゴン | インテリジェントエマージェンシーブレーキ |
3位 | Nワゴン | ホンダ | 127~163万円 | ハイトワゴン | ホンダセンシング |
4位 | eKワゴン | 三菱 | 129~150万円 | ハイトワゴン | eアシスト |
5位 | シフォン | スバル | 130~165万円 | スーパーハイトワゴン | 次世代スマートアシスト |
6位 | タフト | ダイハツ | 135~173万円 | SUV | 次世代スマートアシスト |
7位 | N BOX | ホンダ | 138~188万円 | スーパーハイトワゴン | ホンダセンシング |
8位 | eKスペース | 三菱 | 139~176万円 | スーパーハイトワゴン | eアシスト |
9位 | ルークス | 日産 | 141~154万円 | スーパーハイトワゴン | インテリジェントエマージェンシーブレーキ |
10位 | eKクロス | 三菱 | 141~176万円 | ハイトワゴン | eアシスト |
自動運転車レベル2の軽自動車は、以下の特徴があります。
自動運転車レベル2は、車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)を搭載していることが特徴です。LKAは、車線を逸脱しそうになったときに、ステアリングを自動で修正する機能です。ACCは、前走車との車間距離を一定に保ちながら、自動で加速・減速する機能です。
自動運転車レベル2は、限定条件下での自動運転が可能です。限定条件とは、高速道路や渋滞時など、特定の条件下を指します。
自動運転車レベル2は、ドライバーが常に監視する必要がある点に注意が必要です。システムが誤った判断をした場合、ドライバーがすぐに介入して、事故を回避する必要があります。
2023年9月26日現在、日本国内で販売されている自動運転車レベル2の軽自動車は、以下のとおりです。
これらの車両は、いずれも高速道路や渋滞時において、LKAとACCを組み合わせて、自動運転を支援する機能を搭載しています。
自動運転車レベル2の軽自動車は、運転の負担を軽減し、安全性を向上させる効果が期待されています。今後、さらなる技術の進歩により、自動運転車レベル2の軽自動車の普及が進むことが予想されます。
注)情報が錯綜しており、自動運転レベル2に該当する車種の区分が曖昧になっている場合があります。これは、車種によっては、自動運転レベル1から、アップデートされて、レベル2になったりしている影響かも知れません。なお、ソフトウェアをアップデートすることにより、レベル1の車が、レベル2にグレードアップされるので、買い替える必要はありません。
例えば、2023年6月に発売されたダイハツ ムーヴ eスマイルは、発売当初は自動運転レベル1の機能を搭載していましたが、2023年9月にソフトウェアのアップデートにより、自動運転レベル2の機能を追加しました。
ムーヴ eスマイルのレベル2へのグレードアップでは、以下の機能が追加されました。
これらの機能の追加により、ムーヴ eスマイルは高速道路や渋滞時において、より高度な自動運転が可能になりました。
また、2023年7月に発売されたスズキ スペーシア カスタム セーフティパッケージも、発売当初は自動運転レベル1の機能を搭載していましたが、2023年9月にソフトウェアのアップデートにより、自動運転レベル2の機能を追加しました。
スペーシア カスタム セーフティパッケージのレベル2へのグレードアップでは、以下の機能が追加されました。
これらの機能の追加により、スペーシア カスタム セーフティパッケージは高速道路や渋滞時において、より安心して運転できるようになりました。
このように、自動運転レベル1の車種が、ソフトウェアのアップデートにより、レベル2にグレードアップされることは珍しいことではありません。今後も、技術の進歩により、自動運転レベル1の車種がレベル2にグレードアップされるケースが増えることが予想されます。
レベル | 名称 | 概要 | 運転主体 |
レベル0 | 運転自動化なし | 運転者がすべての運転操作を実行 | 運転者 |
レベル1 | 運転支援車 | システムがアクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のいずれかを条件下で部分的に実行 | 運転者 |
レベル2 | 運転支援車 | システムがアクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作の両方を条件下で部分的に実行 | 運転者 |
レベル3 | 条件付自動運転車(限定領域) | システムがすべての運転操作を一定の条件下で実行 作動継続が困難な場合は、システムの介入要求等に運転者が適切に対応 | システム(作動継続が困難な場合は運転者) |
レベル4 | 自動運転車(限定領域) | システムがすべての運転操作及び作動継続が困難な場合への対応を一定の条件下で実行 | システム |
レベル5 | 完全自動運転車 | システムがすべての運転操作及び作動継続が困難な場合への対応を条件なしで実行 | システム |
サポカーは、自動運転レベル0からレベル2までの機能を搭載した車両です。
自動運転レベル0は、運転操作をすべてドライバーが行うレベルです。サポカーには、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報(LDW)などのレベル0の機能が搭載されています。
自動運転レベル1は、一部の運転操作をコンピューターが支援するレベルです。サポカーには、車線維持支援(LKA)やアダプティブクルーズコントロール(ACC)などのレベル1の機能が搭載されています。
自動運転レベル2は、運転操作の主体がドライバーからコンピューターへと移行するレベルです。サポカーには、車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)を組み合わせた機能が搭載されており、高速道路や渋滞時において、自動運転を支援します。
なお、自動運転レベル3は、限定条件下での完全自動運転が可能なレベルです。サポカーには、自動運転レベル3の機能は搭載されていません。
以下に、サポカーの機能と自動運転レベルの対応関係をまとめます。
機能 | 自動運転レベル |
衝突被害軽減ブレーキ(AEB) | 0 |
車線逸脱警報(LDW) | 0 |
車線維持支援(LKA) | 1 |
アダプティブクルーズコントロール(ACC) | 1 |
車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)の組み合わせ | 2 |
なお、自動運転レベル3の機能は、サポカーには搭載されていません。
自動運転レベル2とサポカーは、同じではありません。
自動運転レベル2は、運転操作の主体がドライバーからコンピューターへと移行するレベルです。一方、サポカーは、運転を支援する機能が搭載された車両の総称です。
自動運転レベル2は、サポカーの一種ですが、すべてのサポカーが自動運転レベル2ではありません。例えば、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報(LDW)などの機能は、自動運転レベル2には含まれません。
国土交通省では、自動運転レベル2の車両を「運転支援車」と定義しています。また、サポカーは、国土交通省の「サポカー補助金」の対象となる車両の総称です。
以下に、自動運転レベル2とサポカーの違いをまとめます。
項目 | 自動運転レベル2 | サポカー |
運転操作の主体 | ドライバーからコンピューターへ移行 | ドライバーが主体 |
搭載機能 | 車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)など | 衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報(LDW)など |
国土交通省の定義 | 運転支援車 | サポカー |
サポカー補助金の対象 | 対象 | 対象 |
なお、自動運転レベル2の車両は、今後の技術の進歩により、サポカーの定義に含まれるようになる可能性があります。
情報が古かったり、間違っていることなどによる損害の責任は負いかねますので、ご了承ください。
Copyright (C) SUZ45. All Rights Reserved.