【2024年最新版】日本の自動運転車レベル2市販車車種一覧(ホンダ、トヨタ、現状、価格、実用化)のご紹介です。全ての車種に、車線維持を支援するLKCと、前走車との車間距離を一定に保つACCが搭載されています。LKCとACCを組み合わせることで、高速道路や自動車専用道路での渋滞時において、ハンドル操作とアクセル操作を自動化することができます。
日本国内で販売されている自動運転レベル2の市販車は、以下のとおりです。
メーカー | 車種 | 搭載機能 |
トヨタ | MIRAI、LEXUS LS、ヴェルファイア、アルファード、カムリ、プリウス、RAV4、ハリアー、GR86、カローラスポーツ、ヤリス、ヤリスクロス | LKC+ACC |
日産 | アリア、セレナ、サクラ | LKC+ACC |
ホンダ | Z-RV、ヴェゼル、N-BOX | LKC+ACC |
SUBARU | レヴォーグ、レガシィアウトバック | LKC+ACC |
マツダ | CX-60、MAZDA6 | LKC+ACC |
三菱 | アウトランダーPHEV、ekクロス | LKC+ACC |
ダイハツ | タント、タフト、ロッキー | LKC+ACC |
LKCは、レーンキープコントロールで、ACCは、アダプティブクルーズコントロールのことです。
これらの車種には、車線維持を支援するLKCと、前走車との車間距離を一定に保つACCが搭載されています。LKCとACCを組み合わせることで、高速道路や自動車専用道路での渋滞時において、ハンドル操作とアクセル操作を自動化することができます。
なお、一部の車種では、ハンズオフ運転(運転者がステアリングから手を離して運転を任せることができる)が可能なレベル2+と呼ばれる機能も搭載されています。
サポカーは、自動運転レベル0からレベル2までの機能を搭載した車両です。
自動運転レベル0は、運転操作をすべてドライバーが行うレベルです。サポカーには、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報(LDW)などのレベル0の機能が搭載されています。
自動運転レベル1は、一部の運転操作をコンピューターが支援するレベルです。サポカーには、車線維持支援(LKA)やアダプティブクルーズコントロール(ACC)などのレベル1の機能が搭載されています。
自動運転レベル2は、運転操作の主体がドライバーからコンピューターへと移行するレベルです。サポカーには、車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)を組み合わせた機能が搭載されており、高速道路や渋滞時において、自動運転を支援します。
なお、自動運転レベル3は、限定条件下での完全自動運転が可能なレベルです。サポカーには、自動運転レベル3の機能は搭載されていません。
以下に、サポカーの機能と自動運転レベルの対応関係をまとめます。
機能 | 自動運転レベル |
衝突被害軽減ブレーキ(AEB) | 0 |
車線逸脱警報(LDW) | 0 |
車線維持支援(LKA) | 1 |
アダプティブクルーズコントロール(ACC) | 1 |
車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)の組み合わせ | 2 |
なお、自動運転レベル3の機能は、サポカーには搭載されていません。
自動運転レベル2とサポカーは、同じではありません。
自動運転レベル2は、運転操作の主体がドライバーからコンピューターへと移行するレベルです。一方、サポカーは、運転を支援する機能が搭載された車両の総称です。
自動運転レベル2は、サポカーの一種ですが、すべてのサポカーが自動運転レベル2ではありません。例えば、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報(LDW)などの機能は、自動運転レベル2には含まれません。
国土交通省では、自動運転レベル2の車両を「運転支援車」と定義しています。また、サポカーは、国土交通省の「サポカー補助金」の対象となる車両の総称です。
以下に、自動運転レベル2とサポカーの違いをまとめます。
項目 | 自動運転レベル2 | サポカー |
運転操作の主体 | ドライバーからコンピューターへ移行 | ドライバーが主体 |
搭載機能 | 車線維持支援(LKA)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)など | 衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報(LDW)など |
国土交通省の定義 | 運転支援車 | サポカー |
サポカー補助金の対象 | 対象 | 対象 |
なお、自動運転レベル2の車両は、今後の技術の進歩により、サポカーの定義に含まれるようになる可能性があります。
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