自動運転システムは、群雄割拠で、これから業界再編などが起こると思われます。ここでは、今現在の自動運転システム実用化メーカーのランキンングを作成しました。国内・海外メーカーで分けてあります。
「運転支援システム」とは、「ADAS(Advanced Driving Assistant System、エーダス)」と呼ばれ、「自動運転システム」の一部で、自動運転レベル1、2に属するシステムです。自動ブレーキ装置や急発進防止装置などを含みます。
自動運転システム名 | 開発企業 |
トヨタセーフティセンス | トヨタ |
プロパイロット | 日産 |
ホンダセンシング | ホンダ |
アイサイト | スバル |
i-ACTIVSENSE | マツダ |
Autoware | ティアフォー |
死亡事故の約7割が「歩行者事故」「正面衝突・車線逸脱」そして「追突」に分類されることを、ご存知でしたか。これらの事故が起こりやすいシーンをカバーする先進の予防安全パッケージ、それが「Toyota Safety Sense」トヨタセーフティセンスです。衝突の回避や被害の軽減をサポートする。ドライバーのミスや疲れをカバーして、事故を未然に防ぐ。より多様なシーンでのリスクに応えるための性能向上や新しい機能を備え、「Toyota Safety Sense」は進化を続けています。
【公式サイト】:https://toyota.jp/safety/
プロパイロットの「全方位運転支援システム」を全グレードに標準装備。
【公式サイト】:https://www2.nissan.co.jp/BRAND/PROPILOT/
ホンダの自動運転システム「ホンダセンシング」は、レベル3の「新型LEGEND」に搭載されています。
このうち、「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」は、高速道路を走行中、渋滞にあった場合に作動します。
LiDARとミリ波レーダーが5基ずつ、レーダーの360度センシングと各種センサー、高精度なGNSSを組み合わせています。
【公式サイト】:https://www.honda.co.jp/hondasensing/
運転支援システム「アイサイト」は、ステレオカメラで常に前方を監視し、必要に応じて車両を制御することで安全運転をアシストします。
【公式サイト】:https://www.subaru.jp/safety/eyesight/
「i-ACTIVSENSE」は、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いています。
【公式サイト】:https://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/i-activsense/
名古屋大学初の自動運転スタートアップのティアフォーが、自動運転システム「Autoware」を開発しました。
オープンソフトウェアとして、公開されており、世界各地で自動運転実証に使用されています。
低速完全自動運転EVの「Milee(マイリー)」も開発しています。
【公式サイト】:https://tier4.jp/
米調査会社Navigant Researchが、2020年に作ったランキングです。
自動運転システム名 | 開発企業 |
Waymo Driver | Waymo |
FSD | Tesla |
DeepRoute-Driver 2.0 | Deeproute.ai |
米Google系列の米Waymoが、2018年に世界初となる自動運転タクシー「Waymo One」を開発しました。
自動運転システム「Waymo Driver」は、LiDARの解像度や長距離カメラの性能がアップし、機能性と安全性に磨きがかかりました。
ルーフ上のドームにLED照明を追加し、トランク下にコンピューターを配置しました。
【公式サイト】:https://waymo.com/
2020年10月、米Teslaが、自動運転システム「Full Self-Driving(FSD)」のベータ版を提供開始しました。
FSDを直訳すると「完全自動運転」になりますが、技術的には、ADAS(先進運転支援システム)にとどまっています。
【公式サイト】:https://www.tesla.com/
2019年設立の中国のベンチャー企業Deeproute.ai(深圳元戎啓行科技)が、自動運転レベル4の「DeepRoute-Driver 2.0」を独自開発しました。
5つのLiDARや8台のカメラなどを搭載して、113万円ほどです。
【公式サイト】:https://www.deeproute.ai/
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