家庭用太陽光パネル(ソーラーパネル)の価格や屋根への設置費用(料金、相場)などをQ&A形式で解説。太陽光発電の設置費用は、一般家庭で、112万円ほどになります。ソーラーパネル1枚は、3.42万円ほどになります。
太陽光パネルの設置費用は、年々安くなっています。
年度 | 設置費用相場(1kWあたり) |
2012年 | 46.5万円 |
2013年 | 41.5万円 |
2014年 | 38.5万円 |
2015年 | 37.6万円 |
2016年 | 35.9万円 |
2017年 | 36.0万円 |
2018年 | 33.3万円 |
2019年 | 30.5万円 |
2020年 | 29.2万円 |
2021年 | 28.0万円 |
このように、太陽光パネルの設置費用の相場は、2021年度、1kWあたり28.0万円で、4kWのを設置すると、112万円ほどになります。
太陽光パネルの設置費用には、以下のものがあります。
項目 | 設置費用(万円/kW) |
太陽光パネル | 17.1 |
パワコン | 4.2 |
架台 | 2.1 |
その他 | 0.2 |
工事費 | 6.6 |
これらを合計すると、30.2万円/kWとなり、太陽光パネルの設置費用は、4kWで、120.8万円になります。
太陽光パネルは、17.1万円/kWなので、4kWで、68.4万円になります。
一方、太陽光パネル一枚の発電量は、0.2kWほどなので、4kWにするには、20枚必要になります。
したがって、一枚あたりの価格は、68.4万円/20枚で、3.42万円ほどになります。
太陽光パネル1枚あたり、3.42万円ほどになります。
太陽光発電には、太陽光パネル以外に、以下のような機器の設置が必要です。
太陽光発電の設備費用は、10年前後で回収できると言われています。一方、太陽光パネルの寿命は、30年ほどと言われているので、のちの20年分は、元が取れます。
ただし、太陽光発電の維持費は、年間3,690円/kWほどかかるので、その分は、10年以降も必要になります。
太陽光パネルのケーブルをまとめて、パワーコンディショナーに接続させるための機器です。
発電した直流電気を家庭で使えるように交流に変換する機器です。
およそ30万円ほどします。
パワーコンディショナーで変換された電気を各部屋に供給する機器です。
売電する時にも、使用します。
太陽光パネルの発電量や使用状況を見ることができる機器です。
およそ10万円ほどします。
太陽光発電システムは、およそ10年で元が取れると言われています。
その後は、年間3,690円/kWほどの維持費がかかるだけです。
1kWの電力を1時間使用した場合の電力量が1kWhです。
世帯数と電力量は、以下のようになっています。
世帯数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 |
使用量/日 | 6.1kWh | 10.5kWh | 12.2kWh | 13.1kWh |
1人あたりの使用量/日 | 6.1kWh | 5.25kWh | 4.06kWh | 3.275kWh |
ここで、太陽光パネルは、4kWなので、半日の電力量は、4×12時間で、48kWhとなります。
また、天候にも影響を受け、曇りの日は50%ほど、雨の日は10%ほどに落ちてしまいます。
天候次第ですが、かなりの電力量をまかなえるものと思います。
HEMSとは、Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略で、エネルギーを見える化するだけでなく、家電、電気設備を最適に制御するための管理システムです。
政府は2030年までに全世帯へHEMSを設置することを目標としています。
新築住宅のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH:家庭での年間エネルギー消費量をおおむねゼロにする)に向けて、各自治体が、補助金を交付しています。
太陽光パネルの設置費用の相場は、112万円ほどです。
太陽光パネル1枚の価格は、およそ3.42万円ほどになります。
一般家庭では、20枚ほど設置することが多いです。
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