電気自動車(EV)・ハイブリッド車の保険料は、結局、いくら割引されるのかについて、解説しました。日本と海外の保険も紹介。アクサダイレクト、東京海上日動、損保ジャパンなどがおすすめです。
日本の保険会社の電気自動車の保険は、以下のようになっています。
割引額:最大60%
割引額:最大60%
割引額:最大60%
割引額:最大60%
割引額:最大50%
割引額:最大50%
割引額:最大50%
自動車保険を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
また、自動車保険は、契約後にも条件を変更できるため、ライフスタイルの変化に合わせて、保険内容や補償額を見直すことも大切です。
アクサダイレクトでは、ご契約のお車が当社が定めたEV(電気自動車)またはPHEV(プラグインハイブリッド自動車)の場合に「EV割引」を適用し、保険料を1,500円割り引きます。
見積もりご自宅の駐車場などに設置している電気自動車などのための充電設備に、偶然な事故により損害が生じた場合、修理などの費用を補償する特約です。
この特約は保険始期日が2022年12月13日以降のご契約よりセットできます。
この特約は、型式発売年月が2016年1月以降の当社が定めたEV(電気自動車)またはPHEV(プラグインハイブリッド自動車)にセットできます。
設備 | 説明 |
急速充電設備 | 電源から充電用の直流電力を作り出す電源装置および電気自動車などに搭載された電池への充電を制御する機能を共に有する、一基当たりの定格出力が10kW以上のもので、充電コネクター、ケーブルその他の装備一式を備えたものをいいます。 |
普通充電設備 | 漏電遮断機能およびコントロールパイロット機能を有する、一基当たりの定格出力が10kW未満のもので、充電コネクター、ケーブルその他の装備一式を備えたものをいいます。 |
V2H充電設備 | 電気自動車などに搭載された電池から電力を給電するための直流/交流変換回路をもつ充電設備で、充電コネクター、ケーブルその他装備一式を備えたものをいいます。 |
充電用コンセント | 電気自動車などに附属する充電ケーブルを接続する200V対応の電気自動車等専用のプラグの差込口をいいます。 |
充電用コンセントスタンド | 充電用コンセントを装備する盤状または筒状の筐体をいいます。 |
以下の費用を、保険期間を通じ20万円を限度に保険金としてお支払いします。
条件 | 保険金 |
修理できない場合 | 再調達価額(*)および再設置費用(*:損害が生じた地および時における充電設備と同一の質、用途、規模、型、能力のものを再調達するのに要する額をいいます。 |
修理できる場合 | 修理費用 |
その他 | 損害防止費用、権利保全行使費用、残存物取片づけ費用 |
以下の条件をすべて満たす場合、保険料が、3%割引されます。
以下の3つの条件を満たすと、保険料が、1,000円割引になります。
自動車検査証等に以下の1または2のいずれかが記載されている自動車が該当します。
ご契約の自動車が自家用乗用車(普通・小型・軽四輪)の電気自動車、ハイブリッド自動車または圧縮天然ガス自動車(CNG車)で、ご契約期間の初日の属する月が自動車検査証などに記載の初度登録年月(または初度検査年月)の翌月から起算して13か月以内の場合は、「エコカー割引」として保険料を3%割り引きます。
保険期間の初日の属する月において初度登録後25ヶ月(初度登録年月の翌月から起算)以内の自動車(自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車)は、エコカー割引の対象になります。
ご契約のお車が電気自動車、ハイブリッド車の場合、保険料を1,200円割引きます。
電気自動車の普及率が発展途上であることを考えると、自動車保険の補償がどうなるのか気になる方もいるかもしれませんが、SBI損保の自動車保険(総合自動車保険)は電気自動車にも対応しています。たとえば、自動車の充電が切れてしまった場合でも、提携会社が指定する最寄りの充電施設まで搬送するSBI損保安心ロードサービスが無料でセットされます。
また、車両保険をセットするご契約では「自宅・車庫等修理費用補償特約」をセットすることも可能です。自宅・車庫等修理費用補償特約とは、対物賠償保険では補償されない自宅や車庫などの修理代金が補償される特約です。SBI損保の場合、30万円を限度に保険期間中1回まで、実際に負担した費用が支払われます。これにより、自宅で外部給電器やV2Hなどに自動車をぶつけてしまった場合に備えることができます。
要素 | 内容 |
自動車の型式 | 型式別料率クラスで異なる保険料 |
ノンフリート等級 | 事故で等級が下がり高くなる保険料 |
保険料率の改定 | 保険会社の保険料率で変わる保険料 |
年齢 | 「全年齢」や「21歳以上」は高く「26歳以上」になると下がる保険料 |
運転者の範囲 | 契約車を運転する人の範囲によって異なる保険料 |
車の使用目的 | 日常・レジャー目的ならリスクが減り、下がる保険料 |
補償内容・各種割引 | 車両保険で大きく変わる保険料 |
保険料は、クラスの低い方が、保険料も低くなります。
ここで、「日産・リーフ」と「トヨタ・カローラ」の比較をします。
このように、電気自動車(EV)はガソリン車よりも自動車保険料が高く出る傾向があります。
インズウェブの特徴は、銀行も運営している大手のSBIホールディングスが運営しているという絶対的な安心感です。また、20社以上のたくさんの自動車保険会社の自動車保険料を比べてくれるので、世の中にたくさんのあるサービスの中でも、お得なサービスを見つけやすくなります。
保険スクエアbang!は、多くの保険の一括比較を提供する会社で、自動車保険のほかにも、バイク、自転車、生命、ペット、火災、旅行など多くの種類の保険を取り扱っており、その利用者数は2021年12月時点で700万人を超えています。保険スクエアbang!の自動車保険の比較では、23年2月現在で、最大16社で実施してくれ、十分な数の保険会社を比べることができます。
保険スクエアbang!のサイトでは、ファイナンシャルプランナー(FP)や弁護士などが自動車保険に関する金額面や事故発生時のケースなど、さまざまな情報を提供してくれていて、「たとえばこんな時の自動車保険はどうなるんだろう?」という点を確認しながら保険選びを進めていくことができます。
2021年11月、中国太平洋保険、パナソニックチャイナ、三井住友海上中国の3社は「中国でのEV向けサービスにおける協力協定」を締結したことを発表した。この協定は「企業や一般のお客様向けにEV購入後も電池の安心安全な使用を支えるサービスを付帯した専用のイノベーティブな保険商品・サービスを提供し、EV普及の加速を支援」するものだ。
世界中の「新世代エネルギー車」の半分以上を保有していると言われる中国では、これまでの自動車ではあまり問題にならなかったバッテリーに関わる故障や劣化の問題、トラブルが発生した時の原因の特定といった「EVならではの課題」が浮き彫りになっている。
今回の3社の協業の核となるのは、そうした課題に対応できる保険商品だ。同時に、今後のさらなる普及拡大に向けて、車両のコスト削減や電池性能向上と安全性確保、充電などの利便性向上、中古車や電池のリユース・リサイクルといったエコシステム構築といった分野における「新たな価値の創造」にも取り組んでいくという。
BEVだけではないのだけれど、ポルシェは2019年からドイツ本国において、電動パワートレーンモデル専用の自動車保険の提供をスタートしている。
ポルシェファイナンシャルサービスが開発したもので、電気自動車の「タイカン」、そして「カイエン」や「パナメーラ」のPHEV車両が対象。駆動用バッテリーが故障した場合や充電ステーションでのさまざまなトラブルを、カバーするものだ。
ほかにもポルシェは、従来のポルシェ車から電動モデルに乗り換えた顧客向けに、付帯型保険パッケージとして「ポルシェシールド・Eカバー」を設定している。このサービスでは、電動パワートレーン搭載車のバッテリーが損傷してしまった時に、新品のバッテリーに交換する費用を補償してくれる。
さらに2020年5月、メルセデス・ベンツも同様のサービスを欧州エリアで展開することを発表している。こちらはメルセデス・ベンツバンクとドイツの法人向け保険会社HDI Globalが共同開発したもので、EVとPHEVに対して補償範囲がより幅広い保険サービスを提供する。
バッテリーにまつわる補償範囲は非常に広く、たとえば過電圧による損傷はもちろん、救助にかかった費用の補償、火災やけん引による損傷まで補償してもらえる。加えて通常の使用においてバッテリーが上がってしまった場合の、最寄りの充電ステーションまでの牽引にも対応する。
充電ケーブルの損傷(動物にかまれて破損してしまったなどという場合も!)も最大1万ユーロまでの被害額を補償してくれるというから、まさに至れり尽くせりの盛りだくさんな補償内容だ。
ポルシェにせよメルセデス・ベンツにせよ、こうした新しいサービスに取り組む背景にはやはり、電動化ラインナップへの移行促進という目的がある。いわゆる「お得意さん」たちを中心にユーザーに対して手厚くサポートすることで、安心感とお得感を高めるのが狙いだ。
世界的に見ても今や「電気自動車」の代名詞的存在となったテスラ。圧倒的パイオニアだけに、ユーザーベネフィットを重視したサービスを日本を含むグローバル市場で早々に展開している。そのひとつが「InsureMyTesla Insurance」だ。
これは、SBI損害保険株式会社(個人向けの場合)を引受保険会社とするダイレクト型自動車保険プランで、手厚いロードサービスを中心に「業界最高レベルまでアップグレード」を謳う。電欠時の最寄り充電スポットまでのレッカーサービスのほか、ウォールコネクター、CHAdeMOアダプターの損害までカバーしてくれる。
もちろん「My Tesla」という名前どおり、手厚いサービスを受けられるのはテスラ車のオーナーだけ。それ以外の日本の電気自動車は、基本的に「普通の」自動車保険に入ることになる。「エコカー割引」や「ASV割引」などの特典は付与されるものの、「電気自動車ならでは」という補償内容は付帯されていないようだ。
電気自動車の保険は、まだまだ始まったばかりで、どこの保険会社が特別優れているということはありません。
割引額も、1,000円ほどです。
ただし、電気自動車の場合、補助金が、とても多くあるので、そちらの魅力で、購入するのも良い判断だと思います。
今後は、日本車メーカーが、テスラと同じように、自社で保険事業を展開することも考えられるでしょう。
そうなってくれば、競争の原理で、保険も手厚くなるでしょう。
情報が古かったり、間違っていることなどによる損害の責任は負いかねますので、ご了承ください。
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