充電スタンドでの充電には、基本的に「充電認証カード」が必要です。充電認証カードとは、各自動車メーカーや複数企業の提携のもと発行されている、充電時に利用する月額制の会員カードです。発行費用や月額料金などは各発行カードによって異なります。
ただし、充電スタンドでの充電料金は、無料の場合と有料の場合があります。
普通充電器なら、約4〜8時間で、フル充電できます。ホテルや旅館といった長時間の滞在が想定される場所などに設置されています。
急速充電器なら、約15〜60分で、80%充電できます。急速充電器は、道の駅、サービスエリアやパーキングエリアといった短時間の滞在で充電が可能な場所に設置されています。なお、急速充電の場合、バッテリー負荷のため、フル充電は推奨されていません。
ガソリン車の燃費に相当するのが「電費」です。
毎日通勤で車を使った時の「ガソリン代」と「電気代」の比較です。仮定条件での目安です。
通勤片道20km × 20日(=800km/月= 9600km/年)を使用する場合の比較。
種類 | 月額費用 | エネルギー消費率 | エネルギー単価 | 1kmあたりの価格 |
ガソリン車 | 8,000円 | 燃費:14km/ℓ | 140円/ℓ | 10円/km |
電気自動車 | 2,858円 | 電費:7km/kWh | 25円/kWh | 3.6円/km |
EVの多くは1kWhで7km程度走れます。よって、1時間の普通充電(3.2kWh)で約20km走れます。
自宅に充電器を設置するには、本体価格に加えて工事費等の初期費用がかかります。この初期費用は一般的に10万円程度とされています。電気自動車が比較的に高額なうえに、充電器設置の費用も発生するのは手痛いと感じるかもしれません。
ただ、電気自動車の販売会社が充電器の設置費用を一部負担してくれる場合もあるので、できれば電気自動車の購入と同時に充電器も導入するほうがいいようです。
充電スタンドの位置は、googleの地図やカーナビにも表示されるようになっています。
【充電スタンドのまとめサイト】:EVsmart GoGoEV
電気自動車用の充電設備には、コンセントで充電可能な「普通充電」と、短時間で充電可能な「急速充電」の2種類があります。
国内主要メーカーのEV・PHVには「普通充電」「急速充電」それぞれの充電口(ポート)が設置されています。
EV・PHVを購入すると付属されています。
車載充電ケーブルは車種ごとに異なる専用品で、だいたい5万円から。コンセントを使って充電することを前提としています。
「普通充電器」は充電に時間はかかりますが、急速充電器に比べて設備導入費用の負担が少なく、住宅や事務所や宿泊施設など長時間駐車する場所での日々の基礎的な充電に適しています。
「急速充電器」は、より高い電圧で電流を流すことで、一般的に30分程度で約80%まで充電可能となっており、出先での継ぎ足し充電や緊急充電に適しています。
「充電シーン」は以下の3つに分類でき、それぞれに適切な充電器を整備することが重要です。
出力電力の数値が大きいほど充電スピードは速くなります。
⼀般的な普通充電器の出力は約 3.2kW。その約 2 倍のスピードで充電できる 6kW ⾼出⼒型の普通充電器も新たに登場しました。
ただし、6kW 普通充電を⾏うには、クルマ側がこれに対応している必要があります。今後、6kW充電対応車が増えていくと思われます。充電設備はクルマと通信してクルマ側の要求に応じて適切な出⼒で充電しますので、クルマが6kW充電に対応していなくても6kW充電器で充電は可能です。
EV充電の方法は、車載充電ケーブルをコンセントと車につなぐ方法と、充電器のケーブルを車に挿す方法があり、さらに交流・直流の違い、充電制御回路の方式の違いなどによって、4つのMODEに分類されています。
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