日本には、株式、為替、金、暗号資産など、様々な投資対象があります。
さらに、これから世界への投資も活発になってくるでしょう。
そこで、世界の投資のお金の流れについて概説したいと思います。
まずは、ここからスタートしましょう。
金融緩和をすると、世界的に金余りになります。そこで、ハイリターンの株・暗号資産などが、大きく上昇します。
為替は、あまり動きません。
ウクライナ危機などの有事が起こりました。
有事の際には、金が上昇します。まだ金余りですから、選別された株式が上昇します。
以前は、有事の際には、円高になりましたが、今は、そうはなりません。
為替は、まだ動きません。
世界的にインフレが起きて、金融引き締めをします。その結果、一気に金回りが悪くなり、金利が上がります。
企業業績が悪化して、株が下がります。
金回りが悪くなるので、株・金・暗号資産の妙味が薄れます。
金利が上がる国の通貨が買われます。今回でいえば、円安ドル高になります。
リターンの少ない時期に入っていきます。
株に関しては、大選別化時代が到来します。伸びる業界の株は、安泰ですが、時代に乗り遅れると、見向きもされなくなってしまいます。特に、アジアなどの株は、妙味があるのではないでしょうか。
金利の高い国の債券が、一番かも知れませんが、円高になると元本割れします。
投資先 | リターン | コメント | 将来性 |
日本株式 | 中 | 配当は魅力 | 結局は、投資先企業の業績が伸びるかどうか |
外国株式 | 高 | 銘柄選びに注意 | 外国企業が世界をリードするなら |
日本国債 | 低 | 金利が低い | 円に投資する人口が減る可能性も? |
外国債 | 中 | 日本よりも高金利 | 為替差損には要注意 |
金 | 低〜中 | 有事の金 | 投資信託・ETFでも買えます |
暗号資産 | 中〜高 | 一時期の上昇はないか? | 将来性はあるがリスクが大きい |
どの投資先を選ぶにしても、必ず分散投資はすべきです。
下図のように、米国では、投資によって、家計金融資産を大きく伸ばしました。その差は広がり、2021年3月末時点で、日本1,946兆円、米国109.6兆米ドルとなっています。
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