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EV(電気自動車)とは?わかりやすく説明!(読み方、事例、種類)

目次

  1. EV(電気自動車)とは?わかりやすく説明!
  2. 【読み方】EV・BEV・HV・HEV・PHV・PHEV・FCV・CDV・CEVの一覧表
  3. EV(電気自動車)とエンジン車との違い
  4. EVのメリット/デメリット
  5. 人気ランキング
  6. 軽EVランキング
  7. 中国製EVランキング
  8. テスラ製EVランキング
  9. 安いEVランキング
  10. EV売上ランキング
  11. AIの選んだEVランキング
  12. EVの充電
  13. 充電器の規格
  14. 家で充電できる?
  15. 充電はどうやるの?
  16. 電気自動車の保険
  17. 電気自動車の車検
  18. 電気自動車の普及率

EV(電気自動車)とは?わかりやすく説明!

一言で言えば、「電気を動力にして動く車両」のことです。

よく間違えるのが、「EV(Electric Vehicle)」の位置付けなんです。「EV」は「電気自動車」と呼ばれますが、「BEV(Battery Electric Vehicle)」「HV(Hybrid Vehicle)」「FCV(Fuel Cell Vehicl)」などを含む、広義の言葉です。そのため、狭義の電気自動車を指す場合には「BEV」を用います。「BEV」は、電気だけで走る車のことです。

補助金などでよく出てくる「CEV(Clean Energy Vehicle)」は、「EV」「FCV」「CDV(Clean Diesel Vehicle)」などを含む「クリーンエネルギー自動車」のことです。

【読み方】EV・BEV・HV・HEV・PHV・PHEV・FCV・CDV・CEVの一覧表

EV・BEV・HV・HEV・PHV・PHEV・FCV・CDV・CEVの読み方に関する一覧表です。
略称・正式名称・読み方・呼称・意味を概説しました。
「HV」と「HEV」、「PHV」と「PHEV」は、ほぼ同意語として扱われています。

略称正式名称読み方呼称意味
EVElectric Vehicleエレクトリック・ビークル電気自動車電気を動力にして動く車両。以下の全ての電動車両全般を指します。
BEVBattery Electric Vehicleバッテリー・エレクトリック・ビークルバッテリー式電動自動車バッテリーの電気だけを使ってモーターで走る車。エンジンはありません。BEVのことを「電気自動車」と呼ぶこともあります。
HV(HEV)Hybrid(Electric)Vehicleハイブリッド・(エレクトリック)・ビークルハイブリッドカーエンジンとモーターを組み合わせて走ります。
PHV(PHEV)Plug-in Hybrid(Electric)Vehicleプラグイン・ハイブリッド・(エレクトリック)・ビークルプラグインハイブリッドカー外部からの充電が可能なハイブリッドカー。
FCVFuel Cell Vehiclフュエル・セル・ビークル燃料電池車水素と酸素の化学反応から電力を作り、モーターで走ります。
CDVClean Diesel Vehicleクリーン・ディーゼル・ビークルクリーンディーゼル車軽油を燃料とする自動車で、燃費効率がいいです。電気自動車ではありません。
CEVClean Energy Vehicleクリーン・エネルギー・ビークルクリーンエネルギー自動車上記の自動車の総称です。

出典:MOBY
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EV(電気自動車)とエンジン車との違い


出典:TEPCO

EVは、モーターに電流を流し、モーターが回転する力を利用することで駆動力を生み出す。

エンジン車は、エンジンでガソリンや軽油などの化石燃料を燃やし、高温のガスでピストンを動かして駆動力を生み出す。

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EVのメリット/デメリット

メリット
デメリット
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人気ランキング

  1. NISSAN LEAF
  2. Honda e
  3. MAZDA MX-30 EV

電気自動車を買う際には、以下のポイントに注意することが重要です。

  1. 航続距離:電気自動車は充電しなければならないため、航続距離が重要なポイントです。使用目的に合わせて、必要な航続距離を確認して選ぶようにしましょう。
  2. 充電時間:充電時間も重要なポイントです。一般的な充電器では、数時間から10時間以上かかることがあります。自宅で充電する場合や、通勤・買い物程度の距離であれば問題ない場合もありますが、長距離ドライブをする場合には、高速充電器に対応しているか確認することが必要です。
  3. 充電インフラ:電気自動車を利用するためには、充電インフラが必要です。自宅で充電できるかどうか、また、充電ステーションが周辺にあるかどうかなどを確認しておくことが大切です。
  4. バッテリーの寿命:バッテリーは電気自動車の重要なパーツであり、寿命が短い場合は交換が必要になります。バッテリーの寿命についても確認し、長期的な運用コストを把握しておくことが必要です。
  5. メンテナンスの必要性:エンジンを持たない電気自動車は、メンテナンスが簡単であるとされていますが、タイヤの交換やブレーキパッドの交換などの定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスに必要な費用や頻度も確認しておくことが大切です。
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軽EVランキング

  1. SAKURA(サクラ)
  2. ekクロスEV
  3. IMk(アイエムケイ)

日産サクラは毎日のお買い物や送迎通勤など、普段使いに最適です。


出典:日産自動車

【メーカー】:日産
【新車価格】:2,399,100円〜
【販売時期】:2022年6月
【航続距離】:180km
【電池容量】:20kWh
【公式サイト】:日産自動車

性能はかなり絞り込んだ印象ですが、なんと言っても低価格で、お手頃です。補助金を使えば、178万円から購入できます。家庭用電源を使う普通充電は8時間、急速充電は40分となっています。

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中国製EVランキング

  1. 宏光MINI EV(ホングワンミニ EV)
  2. Aion S
  3. e6

1位は、話題の中国製「50万円EV」です。大変な売れ行きのようです。


出典:上汽通用五菱汽車

【メーカー】:上汽通用五菱汽車(シャンチートンヨンウーリンきしゃ、Shangqi Tongyong Wuling Qiche、英語表記:SAIC-GM-Wuling Automobile、略称:SGMW)
【新車価格】:37,600元(75万円)〜
【販売時期】:2020年7月
【航続距離】:120、170km
【電池容量】:9.3、13.9kWh
【公式サイト】:WULING

【Wikipedia】:五菱・宏光ミニEV

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テスラ製EVランキング

  1. Model 3
  2. Model S
  3. Model Y

テスラ車のモデル3は、テスラのエントリーモデルです。2017年に発売され、世界中で最も売れている電気自動車の1つです。

販売価格:599万円〜

特徴

モデル3は、セダンタイプの電気自動車です。全長は4,694mm、全幅は1,850mm、全高は1,445mmと、日本の道路事情にも適したサイズです。

航続距離は、標準モデルの「スタンダードレンジ プラス」が485km、長距離モデルの「ロングレンジ」が619kmです。これは、ガソリン車と比べても遜色ない航続距離と言えます。

0-100km/h加速は、スタンダードレンジ プラスが5.6秒、ロングレンジが5.8秒です。これは、ガソリン車のスポーツカーにも匹敵する加速性能です。

自動運転機能は、高速道路などでの自動運転を支援する「オートパイロット」が標準装備されています。また、より高度な自動運転機能を備えた「フルセルフドライビング(FSD)」がオプションで用意されています。

ソフトウェアアップデートで機能が追加されるのも、モデル3の特徴です。2023年8月現在、すでに10回以上のソフトウェアアップデートが行われています。アップデートでは、航続距離の向上や安全機能の追加などが行われています。

まとめ

モデル3は、航続距離が長く、加速性能が優れている、自動運転機能が充実している、ソフトウェアアップデートで機能が追加される、といった特徴を持つ電気自動車です。価格は高いですが、その分充実した性能と機能を備えています。

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安いEVランキング

  1. 宏光MINI EV(ホングワンミニ EV)
  2. IMk(アイエムケイ)
  3. ekクロスEV

東京都での宏光MINI EVの購入に際して、補助金の申請が可能です。2023年4月現在、東京都の補助金制度は次のとおりです。

なお、補助金の金額や条件は、時期や予算状況によって変わることがあります。最新の情報については、東京都のウェブサイトや担当窓口にお問い合わせいただくか、自動車販売店や代理店に確認することをおすすめします。

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EV売上ランキング

  1. 日産 サクラ
  2. 日産 リーフ
  3. 三菱 eKクロス EV

近年、世界各国で電気自動車の普及に向けた取り組みが進められており、今後も販売台数は拡大していくと予想されます。

国内では、2023年度末までに新車販売に占める電気自動車の割合を10%に引き上げる目標が掲げられており、各メーカーが新たな電気自動車の投入を進めています。

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AIの選んだEVランキング

  1. 日産 サクラ
  2. 日産 リーフ
  3. テスラ モデル3

おおむね売上に応じたランキングになっていると思います。

テスラ車は、世界販売台数で圧倒的ですが、日本では、まだそれほど多くありません。

日産は、EVでは日本一ですが、総販売台数では、トヨタに大きく水をあけられています。

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EVの充電

ガソリン車の燃費に相当するのが「電費」です。

毎日通勤で車を使った時の「ガソリン代」と「電気代」の比較です。仮定条件での目安です。

通勤片道20km × 20日(=800km/月= 9600km/年)を使用する場合の比較。

種類月額費用エネルギー消費率エネルギー単価1kmあたりの価格
ガソリン車8,000円燃費:14km/ℓ140円/ℓ10円/km
電気自動車2,858円電費:7km/kWh25円/kWh3.6円/km

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充電器の規格

充電器の規格には、大きく分けて、急速充電と普通充電の2種類があります。

地域急速/普通充電コネクター名規格仕様
日本急速CHAdeMOCHAdeMO協議会1000V 400A 実際には160kW
普通J1772SAE J1772200V 32A 6.4kW
急速/普通兼用TPC(テスラ)北米充電規格400V 625A 250kW

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家で充電できる?

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充電はどうやるの?

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電気自動車の保険

電気自動車の保険は、まだまだ始まったばかりで、どこの保険会社が特別優れているということはありません。

割引額も、1,000円ほどです。

ただし、電気自動車の場合、補助金が、とても多くあるので、そちらの魅力で、購入するのも良い判断だと思います。

今後は、日本車メーカーが、テスラと同じように、自社で保険事業を展開することも考えられるでしょう。

そうなってくれば、競争の原理で、保険も手厚くなるでしょう。

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電気自動車の車検

EVの車検費用は、ガソリン車と比べて、以下のようになっています。

項目説明EV
自賠責保険車の所有者が、必ず入る金額一律の保険同額
自動車重量税車種ごとに規定の国税車の購入から5年間免除
印紙代車検場所や車種で数百円の差異同額
車検基本料金基本点検技術料・整備技術料・代行手数料(事務手数料)ほぼ同額
その他諸経費検査手数料・整備料(点検料、部品代、作業工賃)・納車手数料・代車費用などやや安価

EVの車検は、ガソリン車に比べて、車検項目が少なくなるので、費用が安く抑えられる傾向にあります。

また、ブレーキパッドなどの部品の交換も少なくなります。

ただし、電動モーターなどが壊れてしまうと、高額な出費を余儀なくされます。

EVの自動車重量税は初回車検、2回目車検の計5年分の税金が免税となり、無料になります。

EVのその他諸経費は、車検項目や交換部品が少なくなるので、5,000円〜10,000円くらい安くなります。

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電気自動車の普及率

2023年9月25日現在、世界の国別の電気自動車(BEVとPHEVの合計)の普及率と台数のランキングは以下のとおりです。

順位普及率台数
1位ノルウェー87.2%95.8万台
2位オランダ28.0%66.2万台
3位スウェーデン27.2%62.1万台

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EVとは 電動バイクとは 原付一種ランキング 原付二種ランキング 軽二輪ランキング 売上ランキング

電気自動車市販車一覧

Wikipediaの一覧が、最もよくまとまっています。

【一覧】:Wikipedia

EV市場の予測

今後、車両総数はそれほど変わりませんが、ガソリン車が、EVに置き換わります。


出典:日本経済新聞

参考サイト

  1. TEPCO
  2. MOBY

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