コネクテッドカーの車種の例（トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スバル）

はじめに

コネクテッドカーの車種の例（トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スバル）を挙げました。自動運転との違いも。本当は、コネクテッドカーの車種一覧を挙げたかったのですが、あまりに多く、断念して、代表的な車種を掲載しました。コネクテッドサービスは、多くの車種に搭載可能なので、好きな車を選ぶと良いでしょう。

目次

コネクテッドカーとは

コネクテッドカーとは、インターネットに常時接続された自動車のことです。車両に搭載されたセンサーやカメラで取得したデータをクラウドに送信し、クラウドから情報を受信することで、さまざまなサービスを利用することができます。

コネクテッドカーのメリットは、以下のとおりです。

• 安全性の向上

車両の位置情報や周囲の状況をクラウドに送信することで、事故の危険を検知し、ドライバーに警告するサービスなどが提供されています。

• 利便性の向上

ナビゲーションや音楽配信などのサービスが利用可能になります。また、車両の遠隔操作や、車両の状態をリモートで確認するサービスなども提供されています。

• 環境性能の向上

渋滞情報や交通状況を活用することで、燃費の向上やCO2の排出量削減につながる可能性があります。

コネクテッドカーの代表的なサービスとしては、以下のようなものが挙げられます。

• テレマティクスサービス

車両の走行情報や運転状況を収集し、安全運転を促進したり、保険料を割引したりするサービスです。

• カーナビゲーションサービス

渋滞情報や交通状況を反映したルート案内や、目的地までの所要時間や燃費の推定などを行うサービスです。

• 音楽配信サービス

スマートフォンやタブレット端末に保存した音楽を、車載スピーカーで再生するサービスです。

• 遠隔操作サービス

車両のドアロックやエンジンの始動などを、スマートフォンやタブレット端末から操作するサービスです。

• 車両状態確認サービス

車両の燃料残量やオイル交換時期などを、スマートフォンやタブレット端末から確認するサービスです。

コネクテッドカーは、今後ますます普及していくことが予想されています。

コネクテッドカーの車種

各社の代表的なコネクテッドカーは、以下です。

トヨタは2023年12月1日より、T-Connectの名称を「T-Connect SD」に変更しました。

ホンダは2023年1月1日より、Honda SENSINGの名称を「Honda SENSING 360」に変更しました。

コネクテッドサービスのない車種

例えば、プリウスでもコネクテッドサービスのない車種があります。

2023年12月5日現在、プリウスのコネクテッドサービスは、トヨタが提供する「T-Connect」です。ただし、プリウスのエントリーグレードである「E」には、T-Connectが標準装備されていません。

「E」には、T-Connectの基本的な機能である「ヘルプネット」と「あんしん運転支援パッケージ」が標準装備されていますが、その他のT-Connectサービスはオプションで選択する必要があります。

「E」以外のグレードには、T-Connectが標準装備されており、すべてのT-Connectサービスが利用可能です。

なお、T-Connectのオプション料金は、1年間で11,000円（税込）です。

コネクテッドサービスを追加できない車種

コネクテッドサービスを追加できない車種はあります。

コネクテッドサービスを追加するには、車両に車載通信機を装着する必要があります。車載通信機は、車両の通信機能を担う装置であり、車両に搭載されたセンサーやカメラで取得したデータをクラウドに送信し、クラウドから情報を受信するために必要です。

車載通信機は、車両の製造時に組み込まれているものもあれば、後から追加で装着するものもあります。車両の製造時に組み込まれている車載通信機は、車両の設計段階で考慮されており、後から追加で装着するよりも、車両との接続性や通信性能が優れています。

そのため、車両の製造時に車載通信機が組み込まれていない車種や、車載通信機の追加に対応していない車種については、コネクテッドサービスを追加することができません。

具体的には、以下の車種については、コネクテッドサービスを追加することができません。

• 中古車や輸入車など、車載通信機が搭載されていない車種
• 一部の軽自動車や商用車など、車載通信機の追加に対応していない車種

なお、車載通信機の追加については、車両メーカーやディーラーに問い合わせると、詳細を確認することができます。

まとめ

本当は、コネクテッドカーの車種一覧を挙げたかったのですが、あまりに多く、断念して、代表的な車種を掲載しました。

コネクテッドサービスは、多くの車種に搭載可能なので、好きな車を選ぶと良いでしょう。

いずれは、自動運転とともに、標準装備になると思います。

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