物価高騰・値上げ関連の最新ニュースを中心に、おすすめ関連銘柄、政策、資料などをまとめました。
原因 | 値上げした品目 | 上昇した株 | 下落した株 |
コロナ | タバコ、マーガリン | テレワーク関連、巣ごもり関連 | HIS、第一興商、ANA |
ウクライナ危機 | LNG、小麦、原油、非鉄金属、電気、ガゾリン | INPEX、三菱商事、大阪チタニウム | 日清製粉、ANA |
中国のコロナによる都市封鎖(サプライチェーンの混乱) | 輸入品、流通コスト | 商船三井 | ファーストリテイリング |
円安 | 輸入品 | インバウンド、旅行、百貨店 | ファーストリテイリング、しまむら |
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10月値上げラッシュ 消費者物価2.8% 食糧危機G7 原油下落81ドル台 円140円台に下落スーパーでの日用品販売が落ち込んでいる。メーカーの値上げを受けてトイレ紙や文具など主要57品目の店頭価格は8割にあたる46品目で1年前より上昇した。一方で値上がりした品目の8割で販売数量が減少した。消費者が節約志向を強めるなか、割安なプライベートブランド(PB)にシフトする動きもある。原材料の価格転嫁と販売増を両立させる難しさが浮き彫りになった。
日本経済新聞
結局、企業の収入は大して増えないのに、賃金だけ上昇させることになりそうです。
総務省が21日発表した9月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が102.9となり、前年同月比で3.0%上昇した。消費増税の影響を除くと1991年8月(3.0%)以来、31年1カ月ぶりの上昇率となった。円安や資源高の影響で、食料品やエネルギーといった生活に欠かせない品目の値上がりが続く。
日本経済新聞
FRBも最初は、インフレを甘くみていたので、心配ですね。
食品や日用品を値上げ前に買いだめする駆け込み消費が広がっている。スーパー約470店の販売データを集める日経POS(販売時点情報管理)情報を基に2021年から22年にかけて値上げされた21品目を調べたところ、その前の値上げ局面に比べて4割ほど多い14品目で駆け込み消費がみられた。電気代なども上昇する中で、消費者の生活防衛意識がうかがえる。
日本経済新聞
まだまだ値上がりすると見込んでいるのでしょうね。
ファーストリテイリング傘下のジーユー(GU)は12日、一部商品を値上げしたことを明らかにした。ユニクロも商品数の約20%を値上げし、しまむらは価格を平均3~4%引き上げる方針。原材料価格や物流費の高騰は続いている。為替相場は足元で24年ぶりの円安水準で、コスト上昇圧力は一段と強まる。価格転嫁はさらに広がる可能性がある。
日本経済新聞
これまで、海外生産で利益を出してきた会社には、厳しい時期になりました。
低所得世帯への5万円給付など新たな物価高対策が決まり、累計の財政支出は8兆円規模となった。エネルギー価格高騰に直面する欧州の対策も60兆円超に膨らむ見通しだ。危機対応が長引き、財政圧迫度は増しているが、出口戦略は見えてこない。家計支援策はインフレ圧力を強める恐れもあり、大幅利上げに踏み切る各国の金融政策と矛盾しかねない難しさをはらむ。
日本経済新聞
英国の対策は、すごいですが、この穴埋めにまた膨大な時間がかかりそうです。
政府は9日、物価・賃金・生活総合対策本部(本部長・岸田文雄首相)の会合で物価高への追加対策を決めた。低所得世帯に1世帯あたり5万円の給付金を配ることなどを盛り込んだ。9月下旬にも新型コロナウイルス対策とあわせ3兆円台半ばの予備費支出を決める。
今冬に最大9基の原子力発電所を稼働する方針に言及した。「設置許可済みの原発の再稼働に向け国が前面に立って対応する」と明言した。西村康稔経済産業相に「不測の事態に備えた追加的な燃料を確保する取り組みを進めてほしい」と指示した。
食料品の値上げへの対策も打ち出した。国が買い付けて製粉会社などに売り渡す輸入小麦の価格は10月以降も引き上げを避け、現行水準で据え置く。パンや麺類の値上がりによる家計への負担を緩和する。
日本経済新聞
続々と物価高対策が出てきましたが、これで収まるでしょうか?
9月に入って値上げラッシュが一段と加速する。1日からプリマハムやカルビーがハム・ソーセージやスナック菓子などを値上げしたほか、外食やゲーム機などでも値上げの動きが広がる。生活に身近な商品の値上げが続くことで家計の負担が重くなり、個人消費に響く可能性もある。
日本経済新聞
ありとあらゆる品目で、値上げの波が襲ってきています。
ウクライナ情勢や原油価格の上昇、 急激な円安などによって、様々な生活物資、 原材料等の価格が上昇したことを受け、政府は4月に「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」を決定しました。 この対策により、ガソリン価格の値上がりは欧米諸国より 2割近く低く抑えられています。 また、ウクライナ情勢が緊迫化した2月以降の物価上昇も、 米国など他の主要国と比べて、 日本は4分の1程度に収まっています。 自民党は、今後も緊急対策を着実に実行するとともに、 人への投資促進で25年ぶりの本格的な賃金増時代を創るなど、 強力で機動的な原油高・物価高対策を進めます。
「良い物価上昇」は、物価が上がることでモノが高く売れ、企業の収益が増加。その分、働く人の賃金が増えることで消費も拡大するという好循環が生まれます。
「悪い物価上昇」は、原材料のコストアップなどが原因で物価が上昇。企業の収益は増えないため、賃金も上げられず消費が冷え込んでしまいます。
物価高騰はいつまで?
物価高騰が緩和されるとすれば……
少し強引な緩和策もありますが、これらが複合的に絡んで、物価高騰が、是正されることを望みます。
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