日本・海外のゲノム編集の食品の一覧をまとめました。実用例の現状の見分け方もレクチャー。日本の例は、機能性成分ギャバの含有量を高めたトマト(ギャバトマト)、可食部増量マダイ、高成長トラフグがあります。
2023年11月12日現在、実用化されているゲノム編集の食品は、以下のとおりです。
アメリカ
日本
アメリカ
日本
アメリカ
これらの食品は、ゲノム編集によって、病気や害虫に強く、栄養価が高く、環境に優しいものなどに改良されています。
なお、日本では、ゲノム編集食品の表示については、食品衛生法に基づき、食品添加物として指定されたものに限って、表示義務が課されています。
2023年11月12日現在、日本国内で流通しているゲノム編集食品は、以下のとおりです。
農作物
これらの食品は、食品衛生法に基づき、食品添加物として指定されているため、パッケージに以下の表示が義務付けられています。
なお、パッケージの表示がない場合でも、食品の成分表示に「遺伝子組換えでない」と記載されていれば、ゲノム編集食品ではないと考えられます。
また、上記の食品以外にも、ゲノム編集技術を用いて開発された食品は、現在も研究開発が進められています。これらの食品が実用化されるようになると、さらに見分け方が必要になると考えられます。
具体的な見分け方としては、以下のようなものが挙げられます。
食品添加物として指定されている場合は、「遺伝子組換えでない」または「遺伝子編集による機能性」と表示されている。
「遺伝子組換えでない」と記載されている。
ゲノム編集によって改良された遺伝子配列を検査することで、ゲノム編集食品かどうかを判別できる。
ただし、これらの方法は、必ずしも正確な判別ができるとは限りません。パッケージの表示がない場合や、成分表示に「遺伝子組換えでない」と記載されていない場合、また、遺伝子検査が不可能な場合などは、ゲノム編集食品かどうかを判断することが難しい場合もあります。
すでに、ゲノム編集された食品が、食卓に並んでいます。
見分け方があるので、気になる方は、購入を控えましょう。
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