一番儲かる資産運用・投資の年利ランキングを解説しました。外国株、投資信託、外貨建MMF、ロボアドバイザー、株式、株式配当利回り、定期預金など、高利回りの投資の年率ランキングの比較。
最初に資産運用の年利ランキングの比較表を示します。
各投資商品の平均リターンの年率は、以下のとおりです。
投資先 | 年率の平均 | コメント |
外国株 | 7%〜10% | 値幅制限がないので、大きなリターンを狙えます |
株式 | 7%〜10% | 個別銘柄は、リスクが大きい |
投資信託 | 5%〜8% | 当たれば、大きなリターンを狙えます |
ロボアドバイザー | 5%〜8% | 安定していますが、面白味はあまりないかも |
株式配当利回り | 2%〜6% | 元本割れのリスクが大きい |
外貨建MMF | 2%〜3% | 円高の時に買うのが吉 |
定期預金 | 0.01%〜0.02% | キャンペーンをうまく活用しましょう |
なお、これらのリターンは過去の実績に基づくものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
具体的には、以下のとおりです。
外国株は、日本株よりも高いリターンが見込める傾向にあります。これは、日本よりも成長が期待できる国や地域の株式に投資するためです。
株式は、企業の成長によって株価が上昇することによって利益を得ることができます。しかし、株価は変動するため、リスクを抑えるためには分散投資が必要です。
投資信託は、株式や債券などのさまざまな資産に分散投資するため、リスクを抑えつつある程度のリターンを期待できます。
ロボアドバイザーは、AIを使って自動で資産運用を行うサービスです。手間をかけずに資産運用を始められるため、初心者にもおすすめです。
株式配当利回りは、株式から得られる配当額を株価で割ったものです。配当利回りが高い株式を選ぶことで、インカムゲインを得ることができます。
外貨建MMFは、外貨に投資するMMFです。為替変動によって為替差益が発生するため、為替相場が好調なときは高いリターンが見込めます。
定期預金は、銀行に預金することで利息を得ることができます。しかし、利息は低いため、大きなリターンを期待することはできません。
投資商品を選ぶ際には、自分の投資目的やリスク許容度を考慮することが大切です。
資産運用には、以上のようなリスクとリターンがあります。
この二つは、必ずしも、比例しません。
比較的リスクが小さくて、リターンの大きなものに分散投資するのが、ベターです。
以下、現時点での年利ランキングを示します。
なお、これらのリターンは過去の実績に基づくものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
外国株は、色々ありますが、米国株が中心となるでしょう。
米国株には、値幅制限がありません。
大きなリターンが狙える一方、大損する可能性もあります。
順位 | 投資先 | 年利 | コメント |
1位 | Tesla | 123.6% | EV業界を席巻しました |
2位 | Moderna | 120.6% | コロナワクチンで躍進 |
3位 | Pfizer | 117.4% | コロナワクチンで躍進 |
4位 | Johnson & Johnson | 112.5% | 医薬品が好調 |
5位 | BioNTech | 111.1% | 医薬品が好調 |
具体的には、Teslaは電気自動車の販売が好調で、ModernaやPfizerは新型コロナウイルスワクチンの販売が好調でした。また、Johnson & JohnsonやBioNTechも医薬品事業の好調が寄与しています。
また、6位以降のNVIDIAやASMLは半導体メーカーであり、データセンターや自動運転車などの需要拡大が追い風となっています。Microsoftはクラウドコンピューティング事業の好調が寄与しています。
外国株は、例えば、1日で800%上がったりする銘柄もあります。逆に、そのくらい下がることもありうるわけで、リスクが大きいので、要注意です。
順位 | 投資先 | 年利 | コメント |
1位 | タカラトミー | 90.8% | ベイブレードの人気再燃 |
2位 | タマホーム | 68.4% | 住宅需要の拡大 |
3位 | ヤマダホールディングス | 63.0% | インフレで需要拡大 |
4位 | ニトリホールディングス | 59.7% | インフレで需要拡大 |
5位 | マツダ | 59.3% | 新車販売が好調 |
上位10銘柄のうち、7銘柄が小売・サービス業に属しています。これは、新型コロナウイルス感染症の収束やインフレの加速による消費の拡大が背景にあると考えられます。
具体的には、タカラトミーはベイブレードの人気再燃や、タマホームは住宅需要の拡大が寄与しています。また、ヤマダホールディングスやニトリホールディングスは、インフレによる家具や日用品の需要拡大が寄与しています。
また、マツダは新車販売の好調が寄与しています。ラクスルは、EC事業の拡大が寄与しています。ソフトバンクグループは、携帯電話事業の好調や、米国での投資事業の好調が寄与しています。セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストア事業の好調が寄与しています。
投資信託には、色々な銘柄があり、年利も様々です。
順位 | 投資先 | 年利 | コメント |
1位 | SBI 日本株4.3ブル | 94.47% | 日本株が大きく上昇しました |
2位 | 楽天日本株4.3倍ブル | 93.40% | 日本株が大きく上昇しました |
3位 | トルコ株式オープン | 86.15% | トルコ経済は混沌としています |
4位 | 中欧株式ファンド | 74.10% | ウクライナ危機の反動 |
5位 | iFree レバレッジFANG+ | 71.55% | 米国の巨大ITなどの投信です |
投資信託は、買った時期によって、年利が大きく異なります。
ここ一年は、日本株が大きく上昇したので、日本株ブルが、上位にランクインしています。
ただし、今後、この勢いが続くかどうかは、未知数です。
いわゆる「ロボアド」も、投資信託の仲間ですが、全てお任せで運用してもらうものです。
順位 | 投資先 | 年利 | 運用手数料 |
1位 | FOLIO | 12.25% | 1.1% |
2位 | ウェルスナビ | 5.73〜10.04% | 1.1% |
3位 | THEO+docomo | 3.34〜8.75% | 1.1% |
4位 | オンコンパス | -0.43〜8.58% | 1.0075% |
5位 | 楽ラップ | 1.83〜8.34% | 0.715% |
各社、割と異なる資産配分をしているので、年利も様々です。
安定している分、各投資信託に投資するより、年利は低いです。
しかし、初心者は、自分で運用するより、ロボアドの方が儲かる場合も多いです。
株式の配当利回りランキングです。
順位 | 投資先 | 年利 |
1位 | 世紀東急 | 6.12% |
2位 | JT | 6.05% |
3位 | レーサム | 5.95% |
4位 | タチエス | 5.88% |
5位 | アールビバン | 5.80% |
株式の配当は、かなりの確率で、増減するので、上記のデータは、参考までにしてください。
元本保証はありませんが、配当利回りはとても高いので、長く持っても良いですね。
外貨で運用するMMF(マネー・マーケット・ファンド)です。
順位 | 投資先 | 年利 |
1位 | トルコリラ | 24.440% |
2位 | 南アフリカランド | 7.3960% |
3位 | 米ドル | 4.7790% |
外貨を買って、運用するMMFです。
経済の不安定な国の通貨の方が、利回りが大きくなります。
ただし、今は、円安なので、売る時に、円高になっていて、元本割れする可能性が高いです。
ちなみに、外貨建債券も同じような利回りです。
銀行の定期金利は、低いながらも、安定しています。
順位 | 投資先 | 年利 |
1位 | オリックス銀行 | 0.35% |
2位 | SBI新生銀行 | 0.3% |
2位 | UI銀行 | 0.3% |
4位 | 香川銀行セルフうどん支店 | 0.25% |
4位 | 愛媛銀行四国八八カ所支店 | 0.25% |
キャンペーンで年利が高いものが多いです。
どれもこれも、年利がそれほど高くないのですが、元本保証なのは、安心ですね。
個別の外国株や日本株式の年利がとても良いのですが、分散投資という観点から、投資信託やロボアドバイザーの方が、良いのではないかと思います。
特に、株式に投資するより、投資信託の方が、ベターだと思います。
一つ確実に言えることは、上記の資産運用先の中から、一つではなく、複数選んで、分散投資することが、最善の策だということです。
また、投資に適した時期というのもあります。
その都度、伸びる投資先にお金を振り向けると良いでしょう。
情報が古かったり、間違っていることなどによる損害の責任は負いかねますので、ご了承ください。
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