超初心者向けのおすすめの「ETF(上場投資信託)」の始め方・買い方を簡単にわかりやすく解説しています。
ETFは、「Exchange Traded Funds」の略で、株式市場に上場している投資信託のことです。
株式だけでなく、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)の指数に連動して価格が変わります。
インデックス型の投資信託の上場バージョンのようなものです。
例えば、日本の半導体関連銘柄の「ルネサスエレクトロニクス」と「アドバンテスト」に投資しようとすると、最低でも、130万円くらいはかかります。
あまりにもリスキーな投資になってしまいます。
一方、「2644 グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF」という上場投資信託があります。この組み入れ銘柄は、以下のようになっています。
幅広い銘柄に分散されていることが分かります。
また、「2644 グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF」ならば、2,500円ほどから買うことができます。
つまり、ETFならば、少額で分散投資が可能なのです。
ただし、ETFは、信託報酬が年間1%ほどかかるので、その分は、差し引かれてしまいます。
その点、株は、一旦買えば、信託報酬のような出費はありません。
相当自信を持って上がると分かっている株があれば、別ですが、一般的には、ETFで分散投資した方が良いでしょう。
おすすめのETF銘柄は、以下のようになっています。
一般的に、国内のものよりも、世界に投資するものの方が、将来性がありますが、リスクもつきものです。
一時期、米国のETFが、人気がありましたが、これからは、円安一辺倒ではないので、為替リスクが出てきます。否定はしませんが、おすすめもしません。初心者には、日本国内の世界・米国株式等のETFで十分だと思います。
コード | ファンド名称 | おすすめ理由 |
1570 | NF日経レバ | 毎日の売買代金の上位に入っています |
1357 | NF日経ダブルインバース | こちらも売買代金の上位です |
2644 | GX半導体日株 | 半導体の投資機運が高まっています |
2867 | GX自動EV | 電気自動車や自動運転車に注目が集まっています |
1478 | ISMSCI高配当 | 相場が弱いと高配当銘柄に資金が集中します |
以上ですが、いつも活況のETF、テーマに絞ったETF、時勢に合わせたETFなど、刻一刻とおすすめ銘柄は変化します。
その時々で、良いと思うものを選ぶのが楽しみでもあります。
つみたてNISAでは、以下の7つの銘柄を取引できます。届出もなされていますし、実績もあるので、おすすめです。
指定指数の名称 | コード | ファンド名称 | 運用会社 |
TOPIX | 1305 | ダイワ上場投信-トピックス | 大和アセットマネジメント(株) |
日経平均株価 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 大和アセットマネジメント(株) |
JPX日経インデック ス400 | 1599 | ダイワ上場投信-JPX日経400 | 大和アセットマネジメント(株) |
MSCI ACWI Index | 1554 | 上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本 | 日興アセットマネジメント(株) |
MSCI World Index (MSCIコクサイ・イン デックス) | 1680 | 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI) | 日興アセットマネジメント(株) |
S&P500 | 1547 | 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) | 日興アセットマネジメント(株) |
MSCI Emerging Markets Index | 1681 | 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング) | 日興アセットマネジメント(株) |
楽天証券の手数料無料のETFの一部です。
米国株のETFをピックアップしてみました。為替ヘッジというのは、ドル円相場が動いた時に、リスクを回避するかどうかです。為替ヘッジがあると、円高になってしまっても、影響を最小限に食い止められます。その代わり、ヘッジのために金利差分のコストがかかるので、相当の円高でなければ、ヘッジなしの方が良いようです。
コード | ファンド名称 | 為替ヘッジ | 運用会社 |
1546 | NFダウ | ヘッジなし | 野村アセットマネジメント |
2846 | NFダウ | ヘッジあり | 野村アセットマネジメント |
2633 | NF S&P500 | ヘッジなし | 野村アセットマネジメント |
2634 | NF S&P500 | ヘッジあり | 野村アセットマネジメント |
2568 | 上場NSQ100 | ヘッジなし | 日興アセットマネジメント |
2569 | 上場NSQ100 | ヘッジあり | 日興アセットマネジメント |
一般的に、多くの証券会社はETF(Exchange-Traded Fund)を取り扱っていますが、全ての証券会社が全てのETFを取り扱っているわけではありません。一部の証券会社は特定のETFを取り扱っておらず、また取引可能なETFの種類や数にも違いがあるかもしれません。
証券会社が特定のETFを取り扱っていない場合、それはその証券会社の運用方針や提供する商品ラインナップによるものです。一般的に、大手の証券会社やオンライン証券取引プラットフォームでは幅広い種類のETFが取引可能ですが、中小規模の証券会社や特定の市場に特化した証券会社では取り扱っているETFの数が限られていることがあります。
したがって、特定のETFを購入したい場合は、利用している証券会社のウェブサイトや取引プラットフォームで、そのETFが取引可能かどうかを事前に確認することが重要です。証券会社のカスタマーサポートに問い合わせることも選択肢です。
ETFは、気軽に売買できるので、比較的短期間に売買することで、利益を産むことができます。
長期保有しても良いのですが、それほどの上昇は見込めないかも知れません。
鉄則は、安い時に買うことです。
100万円の予算で、ETFに投資してみた結果を報告しています。
ETFに投資してみた結果超初心者は、少額・分散投資・短期売買のできるETFがおすすめです。
ある程度のテーマを決めて、短期間で売買を繰り返したい場合には、ETFが向いていると思います。
もっと多くのテーマから選びたい場合、比較的長期で運用したい場合には、上場していない投資信託にした方が良いかも知れません。
情報が古かったり、間違っていることなどによる損害の責任は負いかねますので、ご了承ください。
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