初心者が100万円〜1000万円を投資する際に、失敗しないおすすめ資産運用先ランキングについて解説しました。
順位 | 投資先 | 保有期間 | コメント | 向き不向き | 手続き | 主な会社 |
1位 | ETF | 中・長期 | 運用管理費用(信託報酬)がかかることがある | 銘柄選びに自信のない方 | 証券口座 | 楽天証券、SBI証券、野村證券など |
2位 | 投資信託 | 中期 | まだまだ手数料が高い | 色々なテーマを絞って投資を任せたい方 | 証券口座 | 楽天証券、SBI証券、野村證券など |
3位 | 日本株式 | 中・長期 | 手数料が高い 配当が魅力的 | ある程度の資産があって、それほど頻繁に売買をしない方 | 証券口座 | 楽天証券、SBI証券、野村證券など |
4位 | 外国国債 | 中期 | 金利が上がると価格が下がる | 安定した高利回りを望む方 | 証券口座 | 楽天証券、SBI証券、野村證券など |
5位 | 外国株式 | 中・長期 | 米国だけでなくアジアも魅力的 円高になると相対的に目減りする | ハイリスクハイリターンを狙うなら | 証券口座 | 楽天証券、SBI証券、野村證券など |
6位 | 生命保険 | 中・長期 | 意外に投資先としても人気 | 生命保険を望むなら | 保険会社 | ライフネット生命、オリックス生命など |
7位 | FX | 短・中期 | スワップが魅力的 | 投資資金が比較的少額で、頻繁に売買する方 | FX口座 | GMOクリック証券、DMMFX、楽天証券など |
8位 | 暗号資産(仮想通貨) | 短・中期 | 不正などの心配がある | 週末などに取引をしたい方 | ウォレット | Coincheck、DMMビットコインなど |
9位 | 日本国債 | 中・長期 | 金利があまりにも低い | 元本割れのリスクを避けたい方 | 証券口座 | 楽天証券、SBI証券、野村證券など |
一番重要なのは、ランキングの上位の資産運用先を中心に、分散投資をすることです。
将来は、何が起こるか分かりません。
特に、これからは、投資の国際化ということで、外国の資産を購入することが増えるでしょう。
NISAで投資を始める方も多いと思いますので、ETFと投資信託を中心に考えると良いでしょう。
株式だと、どれを買えばいいのかわからないということがあります。そこで、プロが、色々なテーマの銘柄に投資したものに投資することもできます。それが、「ETF(上場投資信託)」というものです。
株式口座を作ると、普通に売買できます。
ただし、手数料や保有コスト(運用管理費用)がかかる場合があるので、チェックしておきましょう。
上場していない投資信託のことです。
ETFと比べると、数がとても多く、色々な種類があります。
大きく分けると、指数(例:日経平均株価やTOPIXなど)に連動することを目指しているパッシブ運用(インデックスファンド)と、パッシブ運用を上回る成果を目指しているアクティブ運用(アクティブファンド)があります。
ETFと比べると、一般的に手数料などが高い傾向があります。
「トヨタ自動車」「ソフトバンクG」「メルカリ」など、色々な会社の株式を買います。株価は、上下するので、損することもあります。また、売買する時に、手数料がかかりますので、あまり頻繁に売買すると、手数料負けします。だから、中・長期の投資の方が、結果的に儲かるのです。また、「配当金」というのがあって、年に数%ほどのお金をもらえます。これが、株式の醍醐味でしょう。
株は、基本的に、長期では上がるものなので、長期投資に向いています。
投資は、買うと下がります。売ると上がります。納得いきませんが、そういうものだと思った方がいいでしょう。だから、中・長期投資がおすすめですし、配当収入などがあって、伸びるところに投資することが重要になってくるのです。うまくすると、じわりじわりと資産が増えます。
その目利きを鍛えるのが、「貯蓄から投資へ」の肝になるのです。色々勉強しましょう!
国債というのは、数ヶ月から数十年投資をして、利息がもらえるのですが、日本国債は、利息が異常に低いので、もし買うなら、外国国債などがおすすめです。円高になると、元本割れしますが、年数%の利息は、嬉しいですね。
外国株式は、証券会社で売買することができます。
米国の他、アジアなどの株式も取引できます。
例えば、米国株は、値幅制限がないので、ハイリスクハイリターンです。
初心者は、国内で買うことのできるETF・投資信託を選択した方が無難だと思います。
円で貯金するということは、円に投資していることです。それを、ドルなどに変えるのが、FXです。金利が低いので、円に投資するのは、得策ではありません。
一時期の円安のような勢いはありませんが、これからは、円高に向けて、動きがあるでしょう。元本割れに注意しながら、「スワップ」などでも儲けを出しましょう。スワップとは、通貨の金利差によって発生する金銭で、金利の高い通貨を買えば、もらうことができますが、金利の低い通貨を買うと、払わなくてはなりません。このスワップは、長い目で見ると、かなり高額になるので、元本割れをしないのであれば、とてもおすすめの投資先です。
FXは、売りから入ることができるので、上昇局面でも下落局面でも、利益を出すことが可能です。
FXは、株などと違って、長期的に見ても、上がるわけではなく、シーソーのように動きます。
円高局面では、売りから入る方が多いかも知れませんが、スワップがマイナスになるので、毎日損します。
FXは、円安局面の投資先でしょう。
色々不安なニュースが飛び交う暗号資産ですが、ある意味では、今が買い時かもしれません。
24時間365日取引ができるので、平日の日中に忙しい方には、おすすめです。やっぱりリアルタイムで取引できる方が、楽しいです。
かつては、ハイリスクハイリターンでしたが、今は、中リスク中リターンのようになっています。
順位 | 証券会社名 | 手数料 | コメント |
1 | 楽天証券 | 100万円までは手数料無料 | ツールが、とても使いやすいです |
2 | SBI証券 | 100万円までは手数料無料 | 日本で一番大きなネット証券です |
3 | 野村證券 | 100万円の場合、オンラインで1,048円、店舗で6,094円 | 手数料は高いが、安心感がある 店舗でのサポートあり 資産の多い方向け 高齢者に人気 |
1日に何度も取引すると、手数料が、高額になります。
普通の「現物取引」は、下落相場では、なかなか利益が出せません。「休むも相場」という格言があるくらいです。
「信用取引」というのがありますが、初心者にはおすすめできません。もっとも、初心者は、審査で落ちるはずです。
1日に、同じお金で、同じ銘柄を何度も売買することはできません。例えば、30万円のお金で、30万円の株を買って売ったら、再度買うことはできません。60万円持っていたら、もう一度買って売れます。一番怖いのは、30万円で持っていた株を売って、また買った場合に、それを当日に売ることができません。
円高になると、為替差損が生じます。
日本よりも成長力があることが多いので、株も上昇する可能性があります。
ただし、リセッションの心配があるので、リスクも大きいことをお忘れなく。
順位 | 証券会社名 | 手数料 | コメント |
1 | 楽天証券 | 100万円までは手数料無料 | ツールが、とても使いやすいです |
2 | SBI証券 | 100万円までは手数料無料 | 日本で一番大きなネット証券です |
3 | 野村證券 | 100万円の場合、オンラインで1,048円、店舗で6,094円 | 手数料は高いが、安心感がある 店舗でのサポートあり 資産の多い方向け 高齢者に人気 |
買い方は、株を買う時と全く同じです。
証券会社によっては、手数料無料というのも多いです。
保有コスト(運用管理費用)がかかることがあるので、要注意。
株よりも変動が少ない場合が多いです。
「CFD」という取引をすると、レバレッジ(持っている資産よりも多く売買できるシステム)をかけることができますが、初心者には、おすすめしません。
投資信託は、証券会社だけでなく、銀行や郵便局などでも買うことができます。
購入した翌営業日に金額が決まります。
順位 | 証券会社名 | 手数料 | コメント |
1 | SBI証券 | 10,000米ドルを購入した場合、20円 | SBIのFXを利用した場合です |
2 | 楽天証券 | 10,000米ドルを購入した場合、20円 | ツールが、とても使いやすいです |
3 | 野村證券 | 10,000米ドルを購入した場合、5,000円 | 手数料は高いが、安心感がある 店舗でのサポートあり 資産の多い方向け 高齢者に人気 |
外国債券は、利回りがいいのですが、元本割れのリスクがあります。
分散投資の一つの選択肢として考えるといいでしょう。
順位 | 証券会社名 | 手数料 | コメント |
1 | 楽天証券 | 手数料無料、米ドルスプレッド0.2銭 | ツールが、とても使いやすいです |
2 | SBI証券 | 手数料無料、米ドルスプレッド0.09円銭〜 | 特に、少額取引に魅力があります |
3 | 野村證券 | 手数料無料、米ドルスプレッド2.6銭 | 手数料は高いが、安心感がある オンライン専門で店舗でのサポートはありません 資産の多い方向け 高齢者に人気 |
FXは、レバレッジをかけられるので、注意してください。思わぬ高額取引をしていることがあります。
順位 | 取引所名 | 手数料 | コメント |
1 | Coincheck | 無料 | アプリの使い勝手がいいと評判です |
2 | GMOコイン | Maker…-0.01% Taker…0.05% | 高度なセキュリティに定評があります |
3 | 楽天ウォレット | 無料 | 楽天ポイントでも、暗号資産の取引が可能です |
暗号資産交換業者には、「取引所」と「販売所」があります。「取引所」では、他のユーザーと売買を行い、「販売所」では、暗号資産交換業者に対して売買します。そのため、「取引所」の方が、安く買えて、高く売れることが多いです。暗号資産交換業者ごとに「取引所」で、売買できる仮想通貨の種類が異なります。
24時間365日取引が行われているので、落ち着く時がありません。
基本的には、貯金を色々なところに投資することになります。
投資には、「制度」「政策」「タイミング」という3つの心得があります。
「制度」は、例えば、株式取引の手数料であったり、暗号資産(仮想通貨)の税制だったりするように、投資環境に関するものです。これが、投資スタンスに合っていれば、勝つ可能性は増します。
「政策」は、NISAであったり、特定の株式銘柄への投資であったり、政策に合致したものを選択することが重要であるということです。「国策に売りなし」という格言があるほどです。
「タイミング」は、株式投資にするか、FXにするかという選択もそうですし、どの銘柄を選ぶかという面でも、重要になってきます。具体的には、円安になるなら、FXのスワップが向いているでしょうし、株式投資も悪くありません。金融緩和が続くのであれば、日本株式への投資妙味もあります。米国の利下げが行われるのであれば、ハイテク銘柄への投資に旨みがあります。そういう時を逃さないようにしましょう。
資産運用の比率の参考になさってください。
情報が古かったり、間違っていることなどによる損害の責任は負いかねますので、ご了承ください。
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