知らないと損する投資の裏ワザ（裏技）・コツをまとめました。実践的・即戦力のものばかりです。貸株、空売り、ブルベア、海外ETF、海外のブルベア型ETFなどに言及。裏ワザは、初心者にも利用できるものばかりです。ただし、はじめは、慎重に少しずつ売買しましょう。
投資の裏ワザには、以下のようなものがあります。
貸株とは、投資家が保有している株式を証券会社に貸し出すことで、証券会社から貸株金利を受け取ることができるサービスです。証券会社は、投資家から借り入れた株式を他の投資家等に貸し出すなどの運用を行います。
貸株のメリットは、以下のとおりです。
貸株のデメリットは、以下のとおりです。
貸株の流れは、以下のとおりです。
貸株の金利は、銘柄や日によって変動しますが、年率1%以上が設定される銘柄もあります。貸株金利は、証券会社が株券を借り入れた投資家に対して支払うレンタル料ともいえ、貸株金利が高ければ、より多くの収益を得ることができます。
貸株は、投資の新たな収益源として注目されています。ただし、貸し出した株式は、証券会社が保有していることになるため、株価の変動リスクには注意が必要です。
貸株は、株式の他、国内外のETFでもできます。
その場合、ETFの信託報酬よりも、貸株の金利の方が多くなることもあります。
空売りとは、手元に持っていない株式を証券会社から借りて売り、決済期日までに買い戻して返却することで、株価下落から利益を得る取引です。
空売りの流れは、以下のとおりです。
空売りは、株価が下落すると予想されるときに有効な投資手法です。ただし、株価が上昇した場合は、損失が発生するリスクがあります。
空売りのメリットは、以下のとおりです。
空売りのデメリットは、以下のとおりです。
空売りを行う際には、以下の点に注意が必要です。
空売りは、株価変動リスクをヘッジするためにも有効な投資手法ですが、慎重に行う必要があります。
空売りは、信用取引なので、資金の3倍ほどの株式などを売れます。
返却期限は、一般的には、6ヶ月以内となっています。
ブルベアとは、相場の強気・弱気を示す言葉です。ブルは強気のことで、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草から相場が上昇していることを表し、ベアは弱気のことで、熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸めている姿から相場が下落していることを表す言葉として使われています。
投資信託では、ブル型、ベア型の商品が販売されていて、ブル型は相場が上昇しているとき、ベア型は相場が下落しているときに利益が出るように設計された商品となっています。
ブル型の投資信託とは、相場（日経平均など）が上昇したときに、基準となる指数の値上り幅以上に利益が出るように作られたファンドです。ブル型ファンドは、先物取引やオプション取引などのデリバティブ取引を利用して、基準となる指数と連動する動きをします。
例えば、日経平均株価が1000円から1100円に上昇した場合、ブル型ファンドは、基準となる指数の値上り幅である100円に対して、例えば2倍の200円の値上がりを実現するように運用されます。
ベア型の投資信託とは、相場が下落したときに、基準となる指数の値下がり幅以上に利益が出るように作られたファンドです。ベア型ファンドは、先物取引やオプション取引などのデリバティブ取引を利用して、基準となる指数と逆方向の動きをします。
例えば、日経平均株価が1000円から900円に下落した場合、ベア型ファンドは、基準となる指数の値下がり幅である100円に対して、例えば2倍の200円の値下がりを実現するように運用されます。
ブルベアファンドは、相場の方向を予想することによって、大きな利益を得ることができる可能性がある一方で、相場の方向を誤った場合は大きな損失を被るリスクもあります。そのため、ブルベアファンドへの投資は、十分なリスクを理解した上で行う必要があります。
ブルベアファンドは、相場の方向を予想する力に自信がある投資家に適した投資手法と言えます。
ブルベアファンドは、長期保有に向きません。
損失が出ていると、トントンの価格に戻っても、大きな損失を抱えた状態になります。
海外ETFとは、海外の証券取引所に上場しているETF（上場投資信託）のことです。ETFは、特定の指数や商品に連動する投資信託で、株式のように取引所で売買することができます。
海外ETFは、日本国内のETFと比べて以下のようなメリットがあります。
海外ETFは、日本国内のETFに比べて、より多くの資産に分散投資することができます。また、信託報酬が低く設定されているものが多く、コストを抑えて投資することができます。さらに、取引量が多いため、売買しやすいというメリットもあります。
海外ETFは、以下のような種類があります。
株式指数連動型ETFは、特定の株式指数に連動する動きをします。例えば、S&P500に連動するETFは、S&P500の動きと連動して値上がり・値下がりします。
債券ETFは、特定の債券に連動する動きをします。例えば、米国債に連動するETFは、米国債の価格と連動して値上がり・値下がりします。
商品ETFは、特定の商品に連動する動きをします。例えば、原油に連動するETFは、原油価格と連動して値上がり・値下がりします。
レバレッジ型ETFは、通常のETFに比べて、基準となる指数に対して大きな値動きをするETFです。例えば、2倍レバレッジ型ETFは、基準となる指数が1%上昇した場合、ETFの価格は2%上昇します。
インバース型ETFは、基準となる指数に対して逆の値動きをするETFです。例えば、S&P500に連動するインバース型ETFは、S&P500が下落した場合、ETFの価格は上昇します。
海外ETFは、日本国内のETFに比べて、より多くの資産に分散投資できる、低コストで投資できる、流動性が高いなどのメリットがあります。また、さまざまな種類のETFが用意されているため、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて選択することができます。
国内ETFや投資信託は、海外マーケットがクローズした後、売買して、翌日の終値で、約定します。
そのため、購入までに時間がかかり、利益を逃してしまいます。
海外ETFなら、深夜ですが、リアルタイムに売買できます。
ただし、為替手数料などの出費があります。
海外のブルベア型ETFとは、海外の証券取引所に上場している、ブル型（相場が上昇した場合に利益が出るように設計されたファンド）またはベア型（相場が下落した場合に利益が出るように設計されたファンド）のETFのことです。
ブルベア型ETFは、相場の方向を予想することによって、大きな利益を得ることができる可能性がある一方で、相場の方向を誤った場合は大きな損失を被るリスクもあります。そのため、ブルベア型ETFへの投資は、十分なリスクを理解した上で行う必要があります。
ブル型ETFは、相場が上昇した場合、基準となる指数の値上り幅以上に利益が出るように作られたファンドです。ブル型ETFは、先物取引やオプション取引などのデリバティブ取引を利用して、基準となる指数と連動する動きをします。
例えば、S&P500が1000ポイントから1100ポイントに上昇した場合、S&P500に連動するブル型ETFは、基準となる指数の値上り幅である100ポイントに対して、例えば2倍の200ポイントの値上がりを実現するように運用されます。
ベア型ETFは、相場が下落した場合、基準となる指数の値下がり幅以上に利益が出るように作られたファンドです。ベア型ETFは、先物取引やオプション取引などのデリバティブ取引を利用して、基準となる指数と逆方向の動きをします。
例えば、S&P500が1000ポイントから900ポイントに下落した場合、S&P500に連動するベア型ETFは、基準となる指数の値下がり幅である100ポイントに対して、例えば2倍の200ポイントの値下がりを実現するように運用されます。
海外のブルベア型ETFは、相場の方向を予想する力に自信がある投資家に適した投資手法と言えます。
海外のブルベア型ETFの種類
海外のブルベア型ETFは、さまざまな種類があります。以下に、代表的なものをいくつか紹介します。
海外のブルベア型ETFは、日本国内の証券会社でも取引できるものがあります。海外ETFへの投資を検討している場合は、信託報酬や手数料など、さまざまな条件を比較して、自分に合ったETFを選ぶことが大切です。
日本の海外ブルベア型ファンドは、翌日の約定なので、利益を逸してしまいます。
そこで、例えば、ダウ3倍といった、同じような内容の海外ETFを売買することで、リアルタイムに利確することができます。
例えば、以下のような銘柄があります。
裏ワザは、初心者にも利用できるものばかりです。
ただし、はじめは、慎重に少しずつ売買しましょう。
海外ETFは、2024年からの新NISAで、売買手数料が無料になるので、狙い目でしょう。
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